この国で、こそこそと、悪い事をしているなあ。。。。と、罪悪感に苛まれながら、私は洗濯物を干す。
洗濯物が干してあると、その家の価値が下がり、近隣の家の価格にも影響するという。だから、洗濯物は外に干さないで下さい・・・・・と、私は日本人から聞いた。
地震はないけど、トルネードという災害にいつ襲われるかわからないこの国では、大抵の家に地下(ベースメント)がある。学校の避難訓練も、トルネードが発生しました・・地下に逃げましょう・・・・というもので、地震が来ました。机の下にもぐりましょう・・・の日本とは大分様相が違う。
地下には大型の乾燥機が有って、洗濯したらすぐにそちらに入れる。日本人の私は第一印象で、わああ・・・・いくら電気代がかかるのだろう・・・・と、思った。少しでも乾かしてから入れよう。そこで、ガレージの中(ドアを閉めると外から見えない)、地下のあらゆる場所に、紐を張ったり、洗濯干しを置いたりしている。
なんのためにそんなことするの?と、言われれば、一体環境問題をどう考えてるんだと・・・・言う。
こんなに広い庭があって、いい天気で。なんで、外に干さないの?電気は石油がいるでしょう。無駄遣いでしょう。
こちらでは、冷蔵庫もソファも燃えるゴミでだす。燃えるゴミといえば語弊があるが・・・・燃やさないからね。埋めるゴミというほうが正しい。なんでもあり。ビン、缶、電球、区別する必要はない。
もはや。それでいいと思っているのは、アメリカ人だけだと思うよ。だから、カナダからもたくさんのゴミが、ミシガン州に送られてくるのよ。
さて、私の今回のクラスのプロジェクトは環境問題を選んだ。民主党の政策を調べる担当になった。日本のゴミの出し方を紹介しようかと思っている。ちょっとずれるけど・・・。
そうそう、ちょっと笑ったCMがある。
乾燥機だけで乾かす洗濯物は、硬く、臭いも良くないので、薄い香りのついたシートを入れておく。そうするとふんわか。いい香りになる。
そのシートの宣伝文句が。外に干したようにいい香りがする~だって。だから外に干しましょうよ。洗濯物が干してあるうちは、価値がある・・・・に、早くなって欲しいと願う。