以前、上司から聞いた言葉を思い出していた。
何もかもあなたが知っている必要はない。ただ、問題が起きたとき、誰に聞けばいいかさえ、しっかり抑えておけばいい・・・・と。
闇雲に不安になっていてもしょうがないし、何よりも情報が必要と、手当たり次第に、情報収集に努めている。大学時代の友人たちは、何年も音信をとっていないのに、即座に返信メールを送ってくれる。本当に助かる。
なんにも持っていないときの、なんともしようのない、不安な気持ちから、どんどん、自分がやらなければならないこと、やれることが、見えてくる。ああ、これが羅針盤か。。。と、実感する。あまり、そんなことを意識したことはなかったが・・・・・
実は最近、言霊ということを、意識していた。意識して、考え方を変えようと努力してきた。
念を継いでついには、幸福とは何だろうとまで、考える。
一昨日、ひょんなことから、長男から三男までの、それぞれの友人たちが我が家に泊まった。毛布の数も数えなかった。足るわけがない人数だったから。
それでも、食べるものだけでも足りるように・・・冷蔵庫を開けてみては、クッキングをした。ピアノを弾いて歌を歌っている人、卓球で対決している人、静かに語り合っている人たち・・・・さまざまだった。そして、それぞれの息子たちが連れてきた友人たちは、皆魅力的な若者たちだった。女の子も、男の子もいた。私は彼らの中で、大いに笑い、大いにしゃべり、おおいに歌った。
こんなに、楽しい、明るい時間を持てることが、私に与えられた幸せで、その分、その他のところでは、人生の壁も少々高めに設定されているのかと考える。やはり、運命の女神様は平等を心がけているに違いない。
お金をだして買えない羅針盤を、心のなかに作ることが、毎日の生活なのかもしれないと、ちょっと青臭いことを考えてみた。