案の定、弾いてみましょうということになった。
この話は前回に続いている。
息子のピアノ先生が選んでくださっていた、とっておきの連弾曲の数々を、初見で今すぐ、それ、弾いてみてとおっしゃる。
転んだ拍子に全体重がかかってしまった、左中指の付け根は三週間たって今も腫れている。正直動きも悪い。
それでも病院にいってもしょうがないと思ってしまうような、病院しかUSにはない。なんていったら、誤解を招くかも・・でも、誤解でもないのよね。
話を戻して連弾。
当然私が簡単な方のパートを受け持つ。まずポジションの確認をする。結構近い位置にいることが多い。そして、弾いていると、肩がぶつかったり、手が交差したりする。
何故か、相手方の陣地に入ってしまうようで、遠慮してわざとオクターブ違えて弾いていると、そこではないと指摘される。分かっているけど、それはお宅の陣地でしょう?なんて、思うのよね。
なにも、インベーダーゲームをやっているのではないから、そんなこと考えなくてもいいのにね。
我家の周りには、家に垣根がない。家は広く道路にも隣人にも解放されているように、塀がない。
日本の家屋は囲まれているでしょう。境界もはっきり決めれている。立ち木の隣地へのはみだしまで、切ってもいいとか民法で決まっている。
その辺が、私の陣地意識にも反映しているような気がする。
まだ女性の先生とならいいよ。これが息子だと、あっちへいけ、入ってくるな・・・・などど、争いの元になるような気がしてしょうがない。