どっちにする?

人生って「どっちにする?」そんな選択の連続。あまたあるはずの選択肢。決めるのは自分\(^o^)/

耐える人たち

2009-05-26 06:45:28 | ぼっとん

昨日は疲れた。

帰宅して、ごはんたべて、すぐ寝た。その間誰か彼かとたくさん話したが、覚えてない。

大学病院とはなんと疲れるところなんだ。間違いなく、人は病気になる。

3時の予約だった。終わったのは7時。検査はなし。検査結果を聞きに行っただけ。診察時間は15分足らずだったと思う。

待合室。狭い待合室では、人々が黙って待っている。診察室は7つくらいある。整形外科。予約無しの時は、朝7時に行って終わったのが午後の4時。そのときは、まあCTを撮ったり検査もあった。

今回は予約あり。しかし、あまりにたくさんの人が待っている。聞いてみるとみんな予約時間は3時だという。これが予約であるはずがない。物理的な問題だ。大学病院で物理的に無理な予約設定が行われている。

だんだん周りの科が閉まっていく。隣の婦人科とっくに暗くなっている。看護士さんたちがバッグを持って帰宅の途についていく。お疲れさま~と、声が聞こえる。

私は延々と待っている。きっとすごい形相をしていたのだろう。誰もが知らんふりをする。息子は私が帰した。ここで延々と待っている意味が彼には無いような気がした。私一人で十分だ。頭の中は、なんで? なんで? 予約しているのにどうしてこんなに待たなくてはならないの? 他人の時間をなんだと考えてるんだ・・・・

6時が過ぎても呼ばれない。病院は何時までやってるの? すると、ほかの科の人たちは全員帰宅したのに、整形外科のスタッフの皆さんは帰れない。そうか、残業なんだと思い当たる。そういう風にみていくと、スタッフの皆さんたちもイライラとしているのではないかと思う。

6時40分 無事に先生とお会いできる。息子さんは? 2時間待ったところで帰しました。大事な部のミーティングがあるそうです。 そうでしたか。

すべての検査結果をもとに、彼の手術について詰めの話をする。そして、お礼をいって診察室を後にする。もはや、会計も閉まっていた。

疲れすぎて泣きたい衝動にかれれる。考えてみると、先生もたいへんだ。特殊な外来で、専門的に深刻な問題を抱えた患者ばかりが続く。緊張を強いられる条件の下で、何時間も診察が続く。現れる患者たちは、私のように、またされ続け不安の表情や、不満の表情をしている人ばかりだろう。少なくとも、さわやかに明るく、現れる患者はいないだろう。

ここは、ストレスが蔓延している、ストレスの集積所だと思った。耐えることだけが唯一できることだ。

病気が病気を生む大学病院のような気がしてならない。待合室だけでもなんとかならないものかと思った。

あー 疲れた。

 

コメント (2)
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