日本語教師としての私の悩み。漢字学習をどうやって進めるか。この冬休み新刊の本を参考に、漢字の授業について考えに考えていた。非漢字圏の生徒たちにとっても、漢字圏の生徒たちにとっても、教科書のまる読みは、とにかく眠いようだ。もっとアクティブに、もっと楽しくいかないものか・・。
いくつかの授業案を参考に、副教材作りに取り組むことにした。まずは漢字カード。エクセルでサイズを合わせフォームを作る。印刷の微調整に時間がかかったが、できてしまえばいつまでも使える便利なもになるはずだった。さて、美しく、より丈夫にするために、写真印刷用の用紙を買ってきた。
わくわくして、試し刷り開始・・・用紙が入らない。途中で紙詰まりを起こしてしまう。ひっぱりだして、再挑戦。だめだ。ここまでで、三時間はゆうにかかっている。仕方ないから、電気屋さんに行ってみる。女性の店員さんが、入らないわけはないから、きっとローラーが汚れているのです。ローラーを掃除する用紙を入れてみてください。わかりました、ありがとう。そのお掃除用紙をください。あれ、品切れです。
次の日、近くの電気屋さんへ行く。その問題は、HPというメーカーの構造上の問題だと思いますよ。そうですか・・・でも、とりあえずお掃除用紙をください。
お掃除、お掃除 と期待をして、お掃除用紙をセットする。なんと・・・お掃除用紙が詰まってしまった。お掃除用紙が入らない・・・
やっぱり構造上の問題だったんだ。HPではだめだ。キャノンを買わなくちゃ。家人が一斉に横やりを入れてくる。いつまでも使うの?学校が負担するべきじゃないの? いつまで続くのその仕事!
うるさい!!!!!私のこのやる気に水を差さないで!!私はプリンターをお正月価格で買うんだ。
またまたまた、電気屋さんへ。この店で一番プリンターに詳しい人を呼んでください。
ああだった、こうだった、ああも言われた、それも言われた・・と、説明。詳しい人曰く、紙の問題です。ちゃんとメーカー指定のものを使ってください。それでだめなら、プリンターの故障です。プリンターの故障なら、買った方がいいです。どれを買えばいいですか。そうですね、一番安い4800円のものでいいですよ。え?それで美しく印刷できるの?じゃあ、ここに並んだプリンターの価格の差はなに? それは、写真をいかにきれいに印刷するか、それだけの問題です。字を印刷するのなら、どれでも同じです。そうなの・・・。とりあえず、はがきの厚みと同じサイズでやってみてください。
紙を新たに買いなおしてやってみると・・・できた。できたのだけど・・・なんだか薄い。
これができるのだからと・・・また、最初の厚みの用紙を入れてみると、やはりだめだ。
あちこち、あれこれ、はたまた時間をかけて、分かったことは、厚い紙ならプリンターを買い替える。はがきサイズなら、これで大丈夫という結論だった。
この結論がでるまで、大変だった~なんてことは、人には分からないだろうなあ。