私の愛娘るる子のことは、何度となくこのブログでも書いてきた。アメリカに一緒に行き、一緒に帰ってきた。『苦楽を共にした』家族である。今年、そのるる子に初めて年賀状が届いた。宛先が、○○ るる様 と書いてあったから驚いた。何も銀行から来たのではなく、るる子が最近お世話になっている、ペットショップからだったので不思議ではないのだが・・・ここまで市民権を得るとなると、まあ驚くな。
るる子は10歳になったので、足がよたよたとしてきたし、病気で卵巣をとってからは、食欲が増して太ってきた。獣医さんから、異性に興味がなくなるから、食欲に向かいます。太らせないように気を付けてください と言われた時は驚いたが・・・同じ動物なのか・・・人間にも同じようなことが無きにしも非ず・・だと、納得した。
うち中のごみ箱をひっくり返しながら、意欲的に食べ物を探してあるく。のっそのっそ・・・まるで、熊さんのようになってしまった・・・と、心配している。
先日、我が家に新聞の集金に来た人が、のっそのっそと玄関まで出てきたるる子に対し、『年取った犬だなあ』と、罵った。言った?いえ、私には罵りと聞こえた。いくら犬に対してでも失礼なんじゃありませんか? と、私は言葉にしてしまった。きっと、顔も怒っていただろう・・・・。
夕食の話題にその話が上った。家人が曰く、『そんな新聞やめたら』。『そうだね、やめようか』 で、新聞をやめてしまった。
仙台の新春初売りは有名だが、元旦には新聞よりも厚く、たくさんのチラシが入る。初売りチラシだ。今年、我が家にはそれがなかった。新聞をやめてしまったから、何も来ない。結果として、初売りに行くことはなかった。チラシがないから、興味の持ちようもなかった。
なんだか、損をしたような、得をしたような・・・妙な気分ではある。しかし、口は災いの元。慎重に慎重に・・・・と、思う。