まいったよ。まったく。
年末調整にかかった時間はゆうに十時間を超え、稼働労働日数は・・・・。昔取った杵柄のはずだったのだけど・・・。
考えてみると、私が会計事務所で年調の作業をしていた時は、すでにプログラムが入っていて、入力⇒必要な帳票が出てくる、という具合になっていた。今、私がボランティアで経理を手伝っている財団は、いたってシンプルな手計算でなんでもやらなくてはならない。
つまり、私には当時のプログラムを使いこなす術はあったけれど、年末調整の意味やら、内容やらはまったくわかっていなかったということなのだと思う。
結果的には、自分ではお手上げで税務署にヘルプを求めに行ってきた。そこで、自分の間違いにあれこれ気づき、やり直しをする羽目になってしまった。ボランティアといっても責任があるので、相談に行ってよかったとつくづくと思う。背景には、税務調査は恐ろしいという先入観がある。マルサのイメージがあるのかなあ・・・。
税務署で優しく教えてくださった法人税部門の方が、「この書類は7年間保存してください。こちらから、お邪魔させていただくときは、見せていただくことになります」と、おっしゃった時には、迷わず、「いいえ、なるべく来ていただきたくないです」と、言ってしまった。
とにもかくにも、自分でお手伝いしますと言ったのだから、仕方ないのかもしれないけれど・・・会社に経理の専門家の一人はいるだろう・・と、強く思うなあ。
確かに直接的には利益を生まない部門ではあるけれど、後から追いかける処理は前にする処理の何倍の時間を必要とするのにさ。
そこのところをわかってほしいけど、結局ひどい思いをしているのは、私なので、代表理事にそのことは理解できないのかもしれない。ほかの理事さんをもってはなおのことだろうなあ・・・。
ぐちぐちブログで書けるのも、8割がた終了して、納付書で今日納めるところまで、こぎつけたからだ。真っ最中はそんな余裕すらなかったからね。自分の為によかった・・というたぐいの知識ではないよーだしな、年末調整ってさ。加えて・・・・年一回だから、きっと次回も忘れていることだろう。
あーあ、年末調整。