朝スタバでのこと。
月曜の朝は朝スタバと決めている。
神聖な月曜の朝。だれもが、新しい決意と新鮮な気持ちで、コーヒーを飲み、職場や学校へ向かう。
そんな朝に、周りをはばからない怒声が聞こえてきた。「いい加減なことを言うなよ。ふざけんなよ」
初老のおっさんと中年のおっさん(スタバで怒声をあげる人はまさか紳士ではない)
どうも、商売の話をしているようだ。一人の、初老のおっさんの怒声が止まらない。私はそっとスタッフに伝えた。けんかしているみたいだよ。
スタッフが何気なく見回りをしてくれている。
そこへ、勇敢な女性が現れた。いきなり、何かを言っている。あまりに突然だったので、何を言ったかはわからなかった。しまった・・・・聞き逃してしまった・・・・。
ただ、その後がある。たぶん、彼らに注意した勇敢な彼女は、ありえないほど大きな靴音を、ドシドシとたててスタバを後にした。その靴音に彼女の怒りが現れていた。
でもさ。静かにしてと言った人が、怪獣のような足音をたてて、出て行くのもちょっと・・・・・ね。頂けない話ではないのか・・・。
でも、その靴音の怒りでおびえ上がったおっさん二人は、その後静かに会話をしていたから・・。ね。
朝のスタバのドラマだった。