岩盤の我が家の庭では、植物たちは生きるのが大変なようです。
なんたって、土を掘ると、石がごろごろと出てきます。家人が、バラ園にしたいとバラの木をたくさん植えましたが、次々と元気がなくなります。
そこで、家人はまた、バラの木を買ってきては植えるのです。ついに、私がストップをかけました。今あるバラを大事にしたかったからです。
春先に、バラの美しいお宅にお邪魔したときに、教えて頂いたことばがあります。「バラはね、消毒よりも、足音100回なのよ」。つまり、足を運んで、バラに語りかけ、手をかけて育てるということかと。
私は、家人と相談して、大きな植木鉢を購入。元気のないバラを掘り返し、新しい土を入れた鉢の中に戻してあげました。バラ養生です。するとどうでしょう。まずは、新芽が出はじめ、そして花も咲かせてくれました。なんだか、なんだかです。