物事は本当に様々な側面からとらえることができるもんだと関心致します。。
正確に言えば、様々な側面からとらえられることができる人がいるもんだと関心しております。
アサーションという考え方、そして技法があります。
まさに、平木さんという方が、日本で始めて提唱されたもので、「さわやかな自己表現」と副題がついているものです。
私は産業カウンセラーの資格をとったものの、あまりそれが仕事で活かされないので、シニア産業カウンセラーという、ランクが上のカウンセラー試験を受けようとしているのです。
それは、それは、たくさんの講座を受けて初めて受験資格がもらえる難関?お金がかかる資格です。
その講座に含まれているもが、「アサーショントレーニング」なのです。喧嘩にならず、軋轢を生まず、ストレスも感じずに、自分の考えを伝えることは可能です。だけど、それには、考え方と技法を理解する必要があり、それを説明されているのが、この本なのです。
課題図書であるので、読んでいる訳ですが、なかなかに面白い切り口が随所にあります。
失敗。「あなたは、失敗する権利があります」「完全な人間なんていないのだから、失敗して、それを弁解したり、謝ったりする権利があります。」
「他方、他の人にも同じように失敗する権利があります。」「お互いに失敗する権利があるのだから、赦し合うことも必要な権利です。」こんな感じです。
確かに・・・・。先日、プリンターの修理をしてもらったら、余計おかしなことになってしまい、交換した部品を再交換するという事態になっています。これは、現実に起こっている問題です。
昨日までは、なんでだよ~くらいに思っていたのですが、「相手にも失敗する権利がある。」と、意識すると、「今回は残念でしたが、次回はどうぞ、うまくいくといいですね。」なんて、気持ちになるよね。
まあ、あまりに私が単純なんだけど、失敗が権利だというのには、大変驚いております。