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最初の一冊~松村比呂美

自著の宣伝のために始めたブログですが、今では、風景や食べ物の写真が主になっています。

中欧の旅(7) ウィーンのカフェとレストラン

2010-08-19 | 旅(海外)
ウィーンで楽しみにしていたひとつが、400店舗以上あるというカフェです。
王室御用達として歴史のある「デーメル」が美味しいという情報を得て行ってきました。
レストランではエスプレッソばかりでしたので、
コーヒーと泡立てたミルクが半々に入っているという「メランジェ」でほっとひと息。


好みのケーキを選んで番号を書いてもらい、その紙を持って席に座ります。


私が選んだのはチョコレートケーキ。
「ザッハー」で、本場のザッハトルテを食べてみたい気もしましたが、
ザッハーのトルテは、かなりの甘さだと聞いたので、「デーメル」に決めました。


夫が注文したのはこちら。


サクサクした感触で甘みも押さえてあり、美味しくいただけました。
一緒のツアーだった女性たちが、「ザッハー」と「デーメル」のはしごをしたそうですが、
デーメルのメランジェのほうが美味しかったとか。
お菓子作りも見られるし、犬も一緒に入ることができるし(前のテーブルの下にいました)、
いいお店だと思います。


ディナーは、歴史のあるレストラン、グリーヒェンバイスルで。


メイン料理です。


サインの部屋があり、マーク・トゥエインや、モーツァルト、ヨハン・シュトラウスなどのサインが……。


ベートーヴェンのサイン。日本人では、児玉清氏のサインがありました。


ホテルから見たウィーンの朝です。


シェーンブルン宮殿を見学。
調度品も見事でしたが、女帝マリア・テレジアや末娘のマリー・アントワネットのエピソードや、
エリーザベト皇妃の逸話が興味深かったです。


当時は、風邪をひくとペストになると考えられており、水に濡れることを恐れていたそうです。
美しさに拘っていたエリーザベト皇妃は、洗髪のかわりに、お付きの者に毎日3時間ブラッシングさせて、
その間を語学の時間に充てていたとか。
宮殿内の見学を終えて表に出てみると、こんなに行列が……。


ホテルの前の市立公園の中に、ヨハン・シュトラウス像がありました。


ウィーンには2泊しましたが、評判のいい美術史美術館などを回る時間がなかったので、
いつか、自由旅行で、ゆっくりウィーンに滞在してみたいです。


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