最初の一冊~松村比呂美

自著の宣伝のために始めたブログですが、今では、風景や食べ物の写真が主になっています。

市川翔三 素踊り&トークショー

2024-10-16 | 福岡
料理研究家の山際千津枝先生にお誘いいただき、福岡出身の歌舞伎役者、市川翔三さんの素踊り&トークショーを観てきました。


場所は、福岡市警固の住宅街の中にある森本能舞台です。


入口にポスターが貼られていました。


この日は『ヤマトタケル』の中日で、出演されている歌舞伎役者さんたちにとっても唯一のお休みの日だったと思いますが、市川翔三さんの自主公演を応援して、たくさんの方が観に来られていました。
錚々たる顔ぶれに、会場がざわつきました。


市川翔三さん。
素踊りが始まる前と、お見送りのときは写真撮影OKでした。


市川猿翁一門の、すらりとした女方です。
指先まで美しい踊りでした。


パンフレットと、『ヤマトタケル』で演じられた巫子姿のブロマイド、御菓子處「五島」の紅白梅もなかのお土産までいただきました。
パンフレットのお名前は、市川翔三さんがご自分で書かれたものだとか。
子供の頃、学校の授業で歌舞伎に興味を持った翔三さんの芽をつまず、頻繁に歌舞伎を観に連れていってくれたご両親、踊りや書道を習わせてくれたお母様に感謝ですね。(トークショーのエピソードより)


能舞台に行く前に、山際先生のお宅でご馳走になった鶏めしのおにぎり。


鶏団子と椎茸のお鍋も、とても美味しかったです。


今回、市川翔三さんの公演を観に行って、若い女性の歌舞伎ファンが多いこともよくわかりました。
遠方から来られている若い女性と隣の席になりましたが、『ヤマトタケル』は、新橋演舞場、名古屋の御園座、大阪松竹での公演も、すべて観て、博多座は通しで観るそうです。
ほかにも、博多座の『ヤマトタケル』をすべて観るという方のお話を聞きましたが、毎回、新たな発見があると熱く語ってくれました。
初日は、学生さんたちが団体で観に来ていましたし、北九州市の高校も、学校行事として『ヤマトタケル』の鑑賞会があるとのこと。
歌舞伎の未来は明るいですね。

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