持続的燃焼

くすぶっていれば、やがてメラメラ

新たな希望

2011年10月30日 | 昨日の風
陰気な報告だけしていても何なので。

まだ営業再開に至っていない食堂や民家も多い中、いち早く真新しい看板を掲げて営業を始めたのは、本宮と川湯温泉の分岐点にあるコンビニだった。
道の駅が駄目だったり、食べるものも土産も買えなかったところに、ちょうど開店したばかりに当たったらしく、2千円ほどの買い物をしたらヤマザキ春のパン祭りでもらえるような皿がもらえた。
割れるとまずいなあとも思いつつ、持って帰ったが大丈夫だったよ。
近所の子供も買い物に寄ったりして、活気が出てきたのかな。

開店セールの豆大福を5個も買ったら、意外に大きくて、まだ3個しか食べれてない。

だんだん普段の生活を取り戻すでしょうが、普段の買い物でちょっとでもサポートできたら良いかなと思う。まだまだ紀伊半島にはこれからも通うつもりだし。
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熊野川の水害

2011年10月30日 | 昨日の風
新宮から本宮を通って田辺に向かう道沿いで、台風の被害をまざまざと見せ付けられた。
このあたりに行くには、五条からの国道も、奥瀞を通る道もずっと通行止めのままで、いったいどこが通れるのか、バイクなら通れる迂回路があるのか、現地へ行ってみないと分からないことだらけ過ぎたのが、ようやく新宮本宮が片側通行で開通したというのを待っていた。
確か北海道で猛烈な風の中、停滞した宿で聞き慣れたこの辺の地名で避難勧告のニュースを聞いたので、8月末か9月初めだったんだな。前回の和歌山調査は盆頃にだったので、2ヶ月ちょっと空けてしまったことになる。

鵜殿から橋を渡るときは、いつもと変わらない河口の風景に見えたもんだったが、新しくなった越路トンネルを抜けると、いきなり川岸の高いところにある国道まで水が来たんだなあというのがすぐ分かった。歩道の手すりや、速度制限の標識ポールなど、がたがただったり曲がったり倒れたり、これって先週くらいに台風でも着たばかりだったかと思えるような状態が続く。川側の歩道など下が空だったり、えぐられてたり、廃道でよくある光景だった。
断続的に片側交互通行があるが、信号の交代は比較的早く、あまり渋滞は起こっていない。そんな赤信号で川に目をやると、まるでダム湖のように、満水時はここまで来るよのように木も草も生えていない裸地化したラインが見える。

いやここは下流だから、幅広の砂利河原の一部に水が流れてるだけだったような気がする、と、なんだか風景がもう少し上流のゴルジみたいになっているのを見ても元がどうだったか思い出せない。斜面の崩落も多く、沢という沢が大きな岩を落として広がっていた。
稜線近くから新しくえぐった土砂崩れ痕など、流れて来る水なんてどこにあったんだ?という感じだ。

こういう崩壊地形って、山にはあるさ。でも集落がある国道沿いではなかなか見ないぞ。
下の画像の右端に、トイレだった建物のログが残っていた。丸太の積み上げは強いんだな。壁だけ残って屋根は跡形も無い。扉から入った水が吹き上げて流したんだろうか。


今も、そして普段は道路のあるレベルからかなり下を流れる川が、道まで届いて溢れたのはずっと見てきた。川沿いの建物が流されたのも見た。ウォータジェットの乗り場が鉄骨だけになっていたのも見た。そして道路脇の頭上に引かれた電線に、洪水が押し流してきたゴミや草がひっかかっている光景が一番衝撃的だった。外に溢れてザバーじゃなく、どんだけこの谷間を埋めたんだという象徴的な痕跡だったと思う。

停滞台風の雨量と合わせて、発電ダムの貯水をコンボで流す水量というのは、こんな大きな川の断面すら埋めてしまうものなんだなあ。かと言って沢や運河と違って河床掘り下げなんて無理だろうし。

まだ多くの家で、家財道具を運び出して戸の無い状態だったり、外で洗い流していたり干していたりという作業をしているのを見た。堤防があふれて1階が泥まみれでそうした作業風景というのは、今年も新潟や福島で見たが、土台しか残っていないところが延々つづくなんてのは、見たことが無いよ。

この紀伊半島の災害支援にはトルコから援助を受けたそうだ。平日に紀陽銀行へ行って地震災害の義捐金を送金してきたいものだ。
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風防効果

2011年10月30日 | 2つの輪
だんだん寒くなってきたが、レッグシールドの効果で、着けていない無印と比べると断然違う。
しかし、アッパーのシールドが小さいので、Kは胸から上が冷える。無印の大型シールドをこっちにつけて、この冬は無印を低地専用にしようかなあ。
それにしてもバタフライシールドの割れたところがカチカチうるさくていけない。とりあえず外すだけ外すか・・・。そうするともっと寒くなるな。

今日は一日キャブヒーターの配線を外して走ってみたが、ほとんど気温が10℃以上のところばかりだったためもあるだろう、何も変化は感じられなかった。燃費も荷物と道を考えればこんなもんかといった44.3km/L。やっぱりKのが無印より悪い。サイドキャリヤに荷物を積んだ時が明らかに悪いので、空気抵抗に原因があるんだろうな。やっぱりKは全部外して空身の暖地用にして、実用装備は無印に集中さすか。
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