ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県東秩父村は急斜面に植えられたモモやハナモモの花が満開です

2013年04月02日 | 季節の移ろい
 埼玉県秩父郡東秩父村の大内沢地区は「花桃の里」として有名な山里です。かなりの急斜面に植えられているモモやハナモモの木などが満開です。

 花桃の里で開催中の“花桃祭り”の標識に従って、国道から曲がりくねった山道に入り、ひたすら上りました。花祭りの期間は、道幅が狭い山道は一方通行とのことですが、一方通行の指示とは逆に下りてくる自動車も時々いて、道路の端に寄せて何とかすれ違います。

 大内沢地区は尾根沿いに住宅が多いようです。山麓を上り切った尾根に近い臨時駐車場の辺りに住宅が並んでいます。

 尾根沿いから下を見ると、モモの木々が満開です。斜面の一角を桃色に染めています。



 花が咲き始めた伸びたモモの枝を切り花用に出荷しているそうです。モモの実を目指さないので“ハナモモ”と呼ぶようです。



 あいにくの曇り空のために、モモの花が映えません。

 白色や桃色の花を同じ枝で咲かせるという“芸”を見せるハナモモの木(園芸的には、これがハナモモと呼ばれています)もよく花を咲かせています。



 尾根に植えられたソメイヨシノの木もよく花を咲かせています。背景は山間(やまあい)に漂う霧です。



 駐車場の近くの斜面に咲いているフキノトウの花です。早春を感じさせます。




 尾根近くでは冬鳥のジョウビタキのオスや留鳥のモズなどを見かけました。ウグイスも初鳴きをしていました。

 秩父市に近い山あいの村である東秩父村は、昔から和紙づくりが有名だそうです。山里のハナモモの木がいっせいに花を咲かせて、春の訪れを伝えています。

 東秩父村は埼玉県で唯一の村だそうです。自然豊かな山里の雰囲気を保っています。