ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

さいたま市桜区の桜草公園では、野鳥のアオジを見かけました

2013年04月06日 | 季節の移ろい
 さいたま市桜区の荒川沿いに広がる秋ケ瀬公園の一番下流側(南南東側)にある、桜草公園にニホンサクラソウ(日本桜草)の花を見に行った話の続きです。

 桜草公園の背景などにあるソメイヨシノ(染井吉野)の木々は開花して満開になりました。ここ数日間の花散らしの雨などで、花びらを散らし始めています。

 桜草公園とその駐車場を囲むように、ソメイヨシノなどのサクラの木々が並んでます。



 ソメイヨシノの木の中で、比較的最近植えたとみられる背の低い木の枝に野鳥がいます。鳴いているので、気が付きました。ところが、花の茂った枝陰にいて姿がなかなか見えないために、野鳥の種類が最初は分かりませんでした。その内に姿を現し、アオジだと分かりました。





 アオジは目の周りが黒く、人相が悪い感じに見える野鳥です。ホオジロの仲間で、5月ごろになると、オスは枝先で縄張りを主張するために、美しい鳴き声でよくさえずります(佐久荒船高原では、お馴染みの野鳥です)。

 桜草公園はニホンサクラソウの群落を保護するために、群生する草原に立ち入らないように柵を立ててあります。ニホンサクラソウを保護する草原と駐車場の境にある柵の近くに、カントウタンポポやシロバナタンポポなどが芽生え、花を咲かせています。



 ニホンサクラソウの自生地の保護地は、結果的にカントウタンポポやシロバナタンポポなども保護しています。桜草公園は、武蔵野の春の草原の趣(おもむき)を漂わせています。