ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県小川村の山麓から、白く輝く北アルプス連峰の山々をみました

2013年04月29日 | 旅行
 長野県上水内群小川村は山里です。最近の市町村合併によって、東側に接する中条村は2010年1月1日に長野市と合併して長野市に編入された一方、西側の美麻村は2006年1月1日に大町市と合併して編入された結果、小川村は長野市と大町市に挟まれる山村になりました。北西側は白馬村に接しています。

 小川村は長野市と大町市を結ぶ県道長野大町線(通称オリンピック道路)が主要道路です。この県道の南北に、標高が1000メートル以下の斜面にそれぞれ田畑がある山里が広がっています。県道長野大町線を通過するだけでは、小川村の魅力は分かりません。

 小川村は「日本で最も美しい村」連合に入っているそうです。その理由は、実際に農業などに従事している歴代の住民が住んでいる山村の斜面から、北アルプス連峰の山々がどこからでも見えるからのようです。

 小川町の北側にある、最高地点の標高1000メートルの大洞高原(おおほらこうげん)からみえる、西側にそびえている北アルプス連峰の山々です。

 標高2800から2900メートルぐらいの北アルプス連峰は山頂部がまだ冠雪しているために、白い壁にみえます。真ん中に見える二つの鋭い山頂が並んでいる山は鹿島槍ケ岳です。



 鹿島槍ケ岳の右側(北側)にそびえる、山麓に白馬五竜スキー場などがある白馬三山(白馬岳など)がみえます。




 大洞高原から南方向に山道を下ると、“アルプス展望広場”という見晴台があり、また北アルプス連峰を仰ぎみました。



 山道を県道長野大町線まで下りて、今度は向かい側の南側山麓の山道に入りました。北側にアルプス展望広場などがある山麓の集落がみえます。



 冬は積雪が多く、厳しい生活を強いられるそうです。

 南側の山麓の山道で、アズマイチゲの花の蕾を見つけました。



 残念ながら、まだ開花していません。

 小川村の名物は、手打ちソバとおやきだそうです。山村らしい名産品です。小川村も人口減少が進み、現在約3000人と、全盛期の半数ぐらいまで減ってたそうです。のどかな山村の厳しい現実を知りました。