ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県佐久穂町の郊外にある麦草峠では、涼しい高原の風が吹いています

2013年07月13日 | 旅行
 長野県南佐久郡佐久穂町から北八ヶ岳山系の茶臼山山麓を抜ける麦草峠は、標高が2120メートルと、国道の中では、渋峠(群馬県と長野県の県境の峠、志賀高原横手山に入る)に次ぐ第二の標高の高さを誇る峠です。

 麦草峠は佐久穂町と茅野市の境にあり、最高の標高地点は、麦草峠を通る国道299号線の少し佐久穂町側にあるそうです。その標高は2127メートルだそうです。

 2013年7月7日に関東地区が梅雨明けして以来、関東地区以西は厳しい猛暑日が続いています。このため、この三連休は涼しさを求めて出かけることにしました。そして、標高が高い麦草峠は涼しいに違いないと考え、向かいました。

 7月13日午前は麦草峠付近は薄曇りで、小雨が時々、降りました。やや肌寒い感じです。

 麦草峠の茅野市側にある麦草ヒュッテに対して、国道299を挟んだ逆側の針葉樹林の端には、小さな茶水池があります。





 針葉樹林の端にある清らかな水源といった感じです。現在は、茶水池の水量が少ないようです。水辺の地面にはシカの足跡が多数が残っていて、シカが水を飲みに来ているようです。

 この茶水池から針葉樹林の奥に踏みいると、雨池に向かう山道か、茶臼山の山頂に向かう山道につながります。

 その針葉樹の森陰で、ギンリョウソウ(銀竜草)がひっそりと咲いています。



 麦草峠付近の国道299号線沿いの両脇には草むらが続いています。夏の野草のウツボグサが所々で花を咲かせ始めています。その中でも、ある草むらには赤紫色がひときわ鮮やかなウツボソウの群落がありました。





 ノアヤメも草むらの中で、所々で花を咲かせています。やはり密やかに咲いています。



 麦草峠付近は午後になると、少し薄日が差し、いくらか暑い感じになりました。でも、おそらく気温は30度(華氏)以下で、風が吹くと涼しさが強まります。

 国道299号線は麦草峠を通過すると、茅野市の広大な山麓の中を通ります。少し、夏休み風の雰囲気が強まっている茅野市側の避暑地に向かいました。