ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県茅野市にある横谷渓谷の乙女滝で、天然のミストシャワーに当たりました

2013年07月14日 | 旅行
 長野県茅野市の郊外にある横谷渓谷(よこやけいこく)の乙女滝は、天然のミストシャワー装置です。乙女滝が流れ落ちる途中で、水流が垂直に近い岩に当たってミストをつくり出します。

 岩の中から流れ出た水流が、落差約15メートルを勢いよく落下し、途中で垂直に近い岩に当たり、天然のミストシャワーをつくり出します。下側近くまで近づけるので、滝がつくる天然のミストシャワーを浴びて、涼しいです。

 乙女滝の上部と下部です。





 ミストシャワーといえば、有名なのが埼玉県熊谷市のJR熊谷駅などに設置されたものです。関東地方では、猛暑日の最高気温を記録する“暑い”地として、埼玉県の熊谷市は群馬県の館林市と並んでテレビニュースによく取り上げられる地域です。

 微細な水粒子のミストを空気中に散布し、その微細なミストが人間の肌などの触れて蒸発する時に、気化熱を奪って冷やします。微細なミストはすぐに蒸発するために、水分によるべたつき感はないそうです。

 最近は、ミストシャワー装置は高速道路の大きなサービスリアなどにも設置され、熱中症対策に貢献しています。

 茅野市北山という北八ヶ岳連山の山麓にある奥蓼科温泉郷にある横谷渓谷(横谷峡)は、信州の紅葉の名所として有名な渓谷です。冬には乙女滝の流れ落ちる水滴が凍り付き、その滝が凍結した景観を見る観光客が押し寄せるそうです。

 乙女滝までは遊歩道を6、7分ほど歩きます。その途中で、アサマフウロやキバナオダマキの咲き始めた花に出会いました。高原の夏を彩る野草たちです。





 連日続く猛暑日の酷暑を少し和らげる乙女滝のミストシャワーの恩恵を味わいました。