ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県東御市山麓の池の平湿原の奥で、ビンズイのさえずりを聴きました

2013年07月20日 | 旅行
 長野県東御市の湯の丸高原の地蔵坂の山麓上側にある池の平湿原に行った話の続きです。

 広大な池の平湿原の奥にある鏡池の北側の背後に岩場があり、この岩場の間を上る山道があります。この山道の両側に、ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)が白い花を咲かせています。





 花がピンク色のアズマシャクナゲは花期を過ぎているようで、見かけませんでした。

 広大な池の平湿原の奥にある鏡池から北東側にある三方ケ峰(標高は2010メートル)に向かう途中に針葉樹の“おとぎの森”があります。そのおとぎの森の手前に野アヤメなどが咲く小さな湿地やササヤブの草原があります。

 ササヤブの中に、イワカガミが数輪、花を咲かせています。



 たまたま、ここは比較的涼しい場所で、本来は花期が終わっているはずのイワカガミの花が残っていたようです。

 この草原に生えている小さな針葉樹と、その背景にある針葉樹の森の間をビンズイが行き来しています。







 針葉樹の頂部に留まって、独特のさえずりをしています。



 ビンズイは比較的標高の高い森に住んでいる野鳥です。

 遠くでは、カッコウの鳴き声も時々、聞こえるのですが、見える場所には登場しません。

 以前に、三方ケ峰の山頂から池の平湿原の外輪山麓を南西方向に向かう見晴らし山道を通って、池の平湿原の入り口の兎平(うさぎだいら)に向かう途中で、森の中でホシガラスに出会ったことがありました。今回は残念ながら、ホシガラスには出会えませんでした。