ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

北海道北見市の香りゃんせ公園では、ハーブ類が花を咲かせ始めています

2015年07月01日 | 旅行
 北海道北見市朝日町を流れる常呂川(ところがわ)の河川敷にある香りゃんせ公園は、ハーブ類がたくさん植えられた市民公園です。

 北見市は、昭和初期にはシソ科のハッカ(薄荷)の世界市場の約70パーセントを生産し出荷していた地域だそうです。 このハッカ栽培の歴史を受け継ぎ、ハッカをシンボルとしたハーブ類を育てるまちづくりを推進しているそうです。このハッカは日本ハッカというミントのようです。

 そのハーブ類のまちづくりを象徴する施設が広大な香りゃんせ公園です。
 
 ラベンダーなどが一面に植えられています。花はまだ本格的には開花していません。6月下旬になっても北見市の天候がいかに涼しいかを表わしています。





 ラベンダーも種類がたくさんあります。このラベンダーはデンタータラベンダーではないかと推定しています。
 
 もう1種類、たくさん植えられているハーブ類です(名前は分かりません)。


 
 北見市民はハーブ類のことは知っていて当たり前のようで、花の種類が表示されていません。以下は現在、各市民個人が管理している場所で、それぞれ咲いているハーブの花です。








 
 ハーブ(herb)の定義はかなり曖昧です。一般的には料理の香り付けや保存料、薬、香料、防虫などに利用されたり、香りに鎮静・興奮などの作用がある“薬草”です。

 ミント(ハッカ)やバジル、オレガノ、ローズマリー、セージ、タイム、コリアンダー、パセリ、レモングラス、カモミールなどのハーブ類を知っているつもりでしたが、完全に自信を失いました。

 なお、北見市市内には、昭和初期にハッカの約70パーセントを生産していたという北見ハッカの歴史を伝える史料館があり、当時の資料などが展示されているそうです。