日本経済新聞紙の「安保法案 衆院通過 今国会成立確実に」を拝読しました

　2015年7月17日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面に掲載された、見出し「安保法案　衆院通過　今国会成立確実に」を拝読しました。

　今国会最大の焦点である安全保障関連法案が、7月16日午後に衆議院本会議で、自民党、公明党両党などの賛成多数で可決され、衆議院を通過したと伝えます。
　
　日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞　電子版では、見出し「安保法案が衆院通過　16日の主な動き」と、電子版らしい経緯のまとめを載せています。


　
　「16日の主な動き」では、13時2分に衆院本会議が開会される前の経緯を、例えば午前9時10分に自民党の国会内での会合での発言内容から始まった経緯を時系列で整理しています。
　
　日本経済新聞紙の朝刊に掲載する記事が確定し、印刷され始めた中で、日本経済新聞　電子版では時系列に情報を整理して載せています。テレビニュースではできないことです。
　
　2015年7月17日に発行された日本経済新聞紙の朝刊の一面には、「合意作りが政治仕事」というコラムを載せ、「『何と情けない体たらくか』。怒号が飛び交う国会をみて、そう思っている有権者は少なくあるまい。ことの賛否はさておき、なぜ冷静に話し合い、接点を見いだせないのか。このままでは与野党双方が敗者である」と解説しています。

　有力新聞紙各紙などの記事・解説を読むと、今週末の7月18日から20日までの3日間に、政府・自民党幹部は、安全保障関連法案の大規模な反対デモが起こる可能性を危惧したと伝えます。その結果、安倍晋三内閣を支持しない率が一層高まる可能性を想像したようです。

　2015年7月16日に発行された朝日新聞紙の朝刊一面には、衆議院特別委員会で安倍晋三首相が「国民の理解は進んでいない」と自ら述べた事実を伝えます。これでは「合意作りが政治仕事」という基本ルールに反します。

　以下は想像です。2015年7月16日に発行された日本経済新聞紙の夕刊の一面には見出し「16年度概算要求基準　予算編成特別枠に4兆円」という記事が載っています。日本経済新聞紙らしい紙面構成です（良くも悪くも・・）。

　安倍晋三内閣の政府は、一時的に「内閣を支持する」が「内閣を支持しない」に対してたとえ下がっても、来年度の予算で特別枠に4兆円を設け、自民党を支持する“勢力”に予算を盛ることで、再び「内閣を支持する」が「内閣を支持しない」を上回り、次期参議院選挙で勝てると想像したのではないかと、推定しています。

　「国民に丁寧に説明する」といいながら、自民党らしい予算編成で乗り切れると読んだとしたら・・

　衆議院で、自民党・公明党連合にどの程度の議席を与えるのが合意作りにいいのかなどを、選挙権を持つ国民が冷静に判断することが求められています。

長野県佐久市の東側にある佐久荒船高原では、ウツボグサが咲いています

　長野県佐久市の東側にある佐久荒船高原は、日に日に夏らしさを深めています。

　佐久荒船高原の南にそびえている荒船山（標高1423メートル）も、艫岩（ともいわ）のすぐ下まで低木の木々は葉の緑を濃くしています。




　
　艫岩は夏の日射しを浴びています。艫岩に登っている方々は強い日射しを浴びているようです。
　
　佐久荒船高原の東側には、県境を通る林道があり、林道の東側には、群馬県甘楽郡下仁田町の神津牧場が広がっています。神津牧場の放牧場は緑色が濃い草原になっています。



　佐久荒船高原の森陰では、ウツボグサがあちこちに群生しています。そのウツボグサは紫色の美しい花を咲かせています。





　佐久荒船高原では、これから夏に咲く花々が次々と咲きます。白い小さな花をたくさん咲かせるオカトラノオもあちこちで咲いています。



　佐久市の市街地に下りた際に、北側にそびえている浅間山（標高2568メートル）を見上げると、山頂部から水蒸気がうっすらと立ち上っています。夏の青空に立ち上る白い水蒸気がなんとかみえます。



　この山頂から上る水蒸気は噴火警戒レベル2を示しているのでしょうか。