ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県佐久市の東側にある佐久荒船高原では、ウバユリが蕾をつけています

2015年07月08日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東側にある佐久荒船高原は、梅雨空の下で、霧に包まれています。

 毎年、6月末から7月初旬は、佐久荒船高原は佐久市や群馬県甘楽郡下仁田町側から上がって来る霧に包まれます。

 標高1100メートルから1200メートルある佐久荒船高原の南にそびえている荒船山も濃霧の中で、見えません。

 夜中の雨が上がり、早朝から濃霧になっています。トドマツ系の針葉樹の森は霧の中です。



 この針葉樹の森の奧から、カッコウの鳴き声が聞こえます。

 落葉樹の雑木林の森陰では、ウバユリがあちこちで育って、蕾を伸ばしています。



 その森陰では、カエデの葉が霧に濡れて美しい緑色になっています。



 草原の草むらでは、サトイモ科テンナンショウ属のマムシグサ(マムシソウ)があちこちで咲いています。



 独特の形の花です。

 キキョウ科の多年草のホタルブクロも赤紫色の花を咲かせています。夏の始まりを感じさせる花です。



 山道の側溝の中から、ピヨピヨと鳴き声がします。カルガモのヒナが数羽います。





 キツネなどがいる環境で、カルガモのヒナが無事に育つことを祈るばかりです。
 
 梅雨空の霧の中で、佐久荒船高原は夏への準備が進んでいます。