ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

中国の首都の北京市で、お決まりの北京ダックをいただきました

2015年07月25日 | グルメ
 中国の首都の北京市に2泊3日の弾丸ツアーで行って来た話の続きです。北京市にせっかく来たので、やはり北京料理を味わいたいと思いました。

 長富宮飯店の中国料理店「牡丹苑」で北京料理をいただきました。中国料理店「牡丹苑」の入り口部分です。



 ホテル長富宮飯店は、日本のニューオータニが経営するホテルです。
 
 合計で30種類ほどの北京料理が出てきました。いろいろな料理が、大きな丸テーブルに次々と出てきます。
 
 そして、やはり主役は北京ダックでした。
 
 お約束通りに、料理人がローストダックの表面付近を巧みに切り取る作業を見せます。


 
 切り取った薄い肉片を黒いミソ(何が入っているのか説明なし)につけ、付け合わせの野菜と一緒に、荷葉餅 (小麦粉製の皮)に巻き込んでいただきます。




 
 日本の中国料理店と違って、料理人の方が荷葉餅 (皮)に中身を入れて提供してくれません。
 
 薄い荷葉餅をうまくはがすのは意外と難しいので、ここで少し苦労します。また、一緒にいただき野菜も日本で提供されるものといくらか異なります(中国語が話せないので、野菜の種類は質問できませんでした)
 
 たまたま、今年5月に北京市の有名な北京ダック料理店の全聚徳(ゼンシュトク)が日本に出店した全聚徳 新宿店(東京都新宿店)で北京ダックをいただく機会がありました。この時は、料理人が荷葉餅の中に切り取った薄い肉片や野菜を入れて、巻いたものが提供されました。とても楽でした。
 
 また、各料理ごとに、その料理の説明がありました。この辺は“日本風のおもてなし”だったようです。

 全聚徳は、北京市で庶民に北京ダックを提供し始めた中国料理店です。北京ダックは元々は明朝の宮廷の料理です。15世紀初期に、明朝が首都を北京に移すと同時に、ローストダックの調理技術も北京に伝わり、宮廷料理としての地位をさらに高めたそうです。

 全聚徳は明朝の宮廷で炙り鴨を調理していた料理人を迎えて、北京ダックを提供し始めたそうです。