ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県比企郡嵐山町の蝶の里公園などの雑木林では、キタテハが数羽、飛んでいます

2015年07月20日 | 季節の移ろい
 埼玉県比企郡嵐山町大字菅谷に広がる雑木林は、アゲハチョウやクロアゲハなどのさまざまなチョウが観察できる自然豊かなビオトープです。

 嵐山町を流れる都幾川(ときがわ)の北側河岸段丘に広がる自然豊かな雑木林などは、蝶の里公園とオオムラサキの森などで構成され、見た目は一体化しています。

 その蝶の里公園とオオムラサキの森などの雑木林の中では、アゲハチョウやモンキチョウ、アカタテハなどに季節ごとに出会えるそうです。当然、オオムラサキも住んでいるようです(人工で増やしている部分も)。いろいろなシジミチョウも飛んでいるそうです。シジミチョウ観察の方には、夢のような場所でしょう。

 今回訪れた時には、途中から小雨が降り始めたために、チョウはあまり飛んでいませんでした。

 キタテハが数羽、野草の花に留まっています。







 蝶の里公園の中には、雑木林を一部切り開いて、チョウが蜜を吸いに来る花々を咲かせる園芸種植物などが植えてある場所があります。チョウのために設けたお食事場です。





 雑木林の木々には、当然、野鳥もいます。その木々の上部の枝先で、美しい鳴き声で大声で鳴いているのは、ガビチョウです。



 ガビチョウは飼育用の鳥が逃げ出して繁殖していると、考えられています(日本の外来生物法では、特定外来生物に指定されており、日本の侵略的外来種ワーストに入っています。日本の固有種の野鳥の存在を脅かす可能性が高いからです)。

 都幾川に近い、低地側では、オレンジ色のヤブカンゾウの花がたくさん咲いています。





 ヤブカンゾウは、村里の雰囲気が感じられる野草です。

 比企丘陵の自然は現在でも、こんな感じだったのでと感じさせる蝶の里公園とオオムラサキの森などした。