ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原では、アキノキリンソウが咲き始めています

2015年07月30日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原では、細かい黄色い花のアキノキリンソウが咲き始めています。

 ここ数日間にわたって、佐久荒船高原では、朝あるいは午前中は濃霧に包まれます。

 佐久荒船高原の高台から、南側にそびえている荒船山(標高1423メートル)の艫岩(ともいわ)などの山頂部分は濃霧の中で見えません。荒船山の群馬県甘楽郡下仁田町側の山麓部分が霧の向こうに霞んで見えます。





 草原部分に接する針葉樹林の枝に留まった野鳥です。遠目には、最初はホオジロと思っていましたが、ホオジロではない別の野鳥でした(この野鳥がすぐに移動したために種類は不明です)。



 草原に咲いているセリ科のハクサンボウフウと推定している野草です。清楚な白い花です。


 
 草原の片隅に咲いていたネジバナです。ラン科ネジバナ属のネジバナがこの時期まで咲いているのは、珍しいと思います。


 
 草原部分では、アキノキリンソウが咲き始めています。



 盛夏になると、この黄色いアキノキリンソウの花に、アサギマダラなどのチョウが群がります。

 林道の斜面に咲いているヤマホタルブクロの大群落です。



 佐久荒船高原は、ここ数日間は、午前中は霧が出てとても涼しく過ごしやすい天候です。午後には一転して快晴になり、日向部分は暑くなります。
 

長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原では、ウバユリが咲き始めています

2015年07月30日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原は、ウバユリなどの夏の花々が咲いています。

 ここ数日間にわたって、日本列島に近づいた台風の影響で、湿気が多い空気が本州中部に入り、長野県や群馬県の一部では大気が不安定です。佐久荒船高原では、早朝あるいは午前中に一時、雨が降り、濃霧に包まれます。濃霧に包まれると、涼しいというよりは、少し寒い感じです。

 朝霧が残る草原部分です。ここではコスモスが育てられています。9月にはコスモスの花が一面に咲きます。



 朝霧の中を、群れで飛び回っているカワラヒワです。



 ホオジロやアオジも大きな木の上で鳴いていますが、濃霧でカメラのフォーカスが合いません。一度、アカゲラとモズが登場したのですが、撮影できませんでした。

 林道の草むらの中では、ヤマホタルブクロの花が満開です。アブなどの昆虫が蜜を吸いに集まっています。



 鮮やかな黄色い花のトモエソウも、互いに間を置いて、咲いています。




 
 10年ほど前に比べると、トモエソウは探さないと見つからないようになりました。
 
 淡い紫色のツリガネニンジンの花も所々で咲いています。


 
 そして、比較的陽当たりがいい場所では、ウバユリが咲き始めました。



 来週には、森の中の木陰でも、あちこちで咲き始めそうです。ウバユリが咲き始めると、佐久荒船高原は本格的な夏になります。

 なお、霧が立ち込めるのは午前中で、午後は快晴になり、気温が一気に上がります。この気温の変化への対応は意外と大変です。