ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県諏訪市と諏訪郡下諏訪町にまたがる八島湿原で、ホオアカに出会いました。

2015年07月14日 | 旅行
 長野県諏訪市と諏訪郡下諏訪町にまたがる霧ヶ峰高原の八島湿原では、野鳥のホオアカに多数、出会いました。

 午前6時30分過ぎの八島湿原は、上空は晴れていますが、時々、濃霧が地表に流れ込み、湿原は濃霧に包まれます。濃霧が流れて来ると、向かい側の濃霧で見えなくなっています。





 時間が経つと、次第に晴れ間になりました。
 
 八島湿原を巡る木道を進んで行くと、ホオアカがすぐ側の野草の上に留まりました。あまりに近すぎて撮影できず、少し後ずさりして撮影しました。

 ホオアカとの位置関係は、早朝の光が横から当たり逆光になっていて、野草の葉が透けている感じです。



 ホオアカのほおの赤い斑点が日陰になっています。
 
 八島湿原を巡る木道を車山方向に進んで行くと、野鳥の鳴き声がする個所に出ました。すぐ近くにホオアカが留まっています。





 このホオアカは昆虫を捕捉するところを何回か見せてくれました。

 八島湿原の内側の湿原部分に生えているレンゲツツジの茂みの中にいる野鳥がよく鳴きます。



 ノビタキの幼鳥ではないかと思いますが、遠すぎて確認できません。

 湿原の中央部ではヒバリが数羽、よく鳴いています。
 
 八島湿原を囲む草原斜面で育っている針葉樹の上部に、カッコウが留まり、よく鳴いています。





 カッコウは上部の葉陰に留まっているため、お腹の模様が見えません。
 
 しばらくすると、別のカッコウが飛んできて、このカッコウを驚かせたために、このカッコウは飛び去り、遠くで鳴いています。

 広大な八島湿原では、カッコウの鳴き声があちこちからします。湿原の中央部ではヒバリがよく鳴いています。

 夏の訪れを感じさせるカッコウの鳴き声が響き渡る八島湿原です。

長野県茅野市北山の車山肩近くの草原で、夏鳥のノビタキに出会いました

2015年07月14日 | 旅行
 長野県茅野市北山の車山の通称“車山肩”と呼ばれる草原では、ゼンテイカ(通称はニッコウキスゲ)の黄色い花がほぼ満開になり始めた話の続きです。

 標高1925メートルの車山山頂の西側にある車山肩は、すぐに一面の草原部分に入れるために、ゼンテイカ見物客の人気が高い地域です。



 同時に、見晴らしのいい草原なので、野鳥観察に適しています。今ごろは、ノビタキ、ホオアカ、ウグイス、ホオジロ、カッコウ、ホトトギスなどが観察できます。
 
 このため、早朝から車山肩近くの草原には、例のバズーカ砲のような望遠レンズをつけた高性能一眼レフカメラを三脚に載せた野鳥観察愛好家の方々が集まります。



 この方が、たまたまお一人になった時に、撮影したものです。
 
 さて、この日は夏鳥のノビタキばかり出てきました。数10メートル先の群生するゼンテイカの中の枯れたヨシ(たぶん)の茎に留まったノビタキのオスです。遠すぎて、フォーカスがやや合っていません。


 
 実は、ノビタキは電気柵の電気が流れていないワイヤーに留まる術を覚えていました。電気柵の電気が流れていないワイヤーに、間隔を開けて、数羽のノビタキが留まっています。



 このノビタキのメスが1羽留まっている電気柵の下には、バズーカ砲望遠レンズをつけた高性能一眼レフカメラを三脚に載せた野鳥観察愛好家が3人います。彼らはノビタキに「植物の上に留まってください」と哀願します。
 
 当然ですが、ノビタキはこの願いを聞き入れません。
 
 野鳥観察愛好家3人の目の前に留まったノビタキです。





 「身体の羽根の色が薄いのは、今年産まれたオスの幼鳥だろう」との見立てでした。
 
 この日は、遠くでウグイスが鳴き、もっと遠くでカッコウとホトトギスが大きな声で鳴いていました。もう一つのお目当てのホオアカは出てきません。野鳥観察愛好家3人は「ホウオアカさん、出てきてください」と、草原に向かってお願いしますが、効果はありませんでした(ホオアカは、別の場所にいました。そのお話は次回の弊ブログで・・)