ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県茅野市豊平東岳の渓流沿いにある、おしどり隠しの滝は深山の趣です

2017年05月02日 | 旅行
 長野県茅野市豊平東岳の渓流沿いにある、おしどり隠しの滝を訪ねてみました。見応えのある滝との評判なので・・。

 実は、御射鹿池(みしゃかいけ)から、横川渓谷の底に向かって下りていくと、おしどり隠しの滝があります。急な坂を下って10数分程度のお気楽散歩です。

 横川渓谷の底に向かって下りていく途中から、垣間見える滝です。



 この滝は、明治温泉旅館の近くにあります。

 おしどり隠しの滝は、深山の趣(おもむき)を感じさせます。八ヶ岳から流れ出した横川が鮮烈な流れです。





 おしどり隠しの滝は何段かの滝になっています。



 見えている、この滝の下流側でも、滝になっているようです。

 この滝の流れの川底を、濃い緑色のコケが覆っています。



 チャツボミゴケという強酸性の水質を好むコケだそうです。

 おしどり隠しの滝がある横川渓谷に向かって下りて行く途中で、カケスの群れを何回も見かけました。







 カケスは数羽の群れで、谷を上ったり、下ったりして飛んでいます。

 険しい崖で、ルリビタキのメス(と推定)が巣作りのために、その材料を集めていました。





 滝の側や崖でも、ミソサザイを見かけたのですが、撮影できませんでした。

 おしどり隠しの滝は、お手軽に深山の風景を楽しめる滝でした(御射鹿池から、おしどり隠しの滝に向かう方はほぼ皆無でした)。

 八ヶ岳連山の山麓は深山らしい山里です。



 八ヶ岳山麓の風景を垣間見ました。楽しい滝探訪でした。

長野県茅野市豊平にある、有名な御射鹿池を訪ねてみました

2017年05月02日 | 旅行
 長野県茅野市豊平にある御射鹿池は、池の周囲で育つ森の木々の新緑や紅葉を水面に映し出す風景が美しいと評判の高い“人工の池”です。

 この御射鹿池(みしゃかいけ)は、奥蓼科温泉郷という標高が約1500メートルの鄙びた山間部にあります。御射鹿池の水面の標高は1525メートルあるそうです。

 最近、ここでは駐車場が新設されたと聞いて、行ってみました。5月連休のためか、常に10数台の乗用車などが出入りしていました(バス運行もしていました)。

 その御射鹿池の湖面です。







 残念ながら、新緑を美しく映し出す水面の画像を撮影できませんでした。







 御射鹿池の水面には、キンクロハジロが数羽、泳いでいます。時々、水面下に潜ります。





 この御射鹿池は、有名な日本画家の東山魁夷さんが描いた作品「緑響く」のテーマとなった池として有名になりました。

 その後、この東山魁夷さんが描いた作品「緑響く」をモチーフにしたテレビCM(コマーシャル)でも有名になりました。

 その山奥に潜む“魅惑の池というイメージを求めて、多くの観光客が訪れています。

 テレビCMのような“新緑”や“紅葉”を映し出す写真を撮影するには、撮影技術と撮影する時間帯が大切なようです。

 この御射鹿池は、元々は流れている水が酸性で、かつ温度が低い“冷鉱泉”であるために、一度、水を溜めて、温度を高めて、灌漑用水として放水しているそうです。

 御射鹿池という人口池は、昭和8年(1933年)につくられました。まさかこんな観光地になるとは、夢にでも思っていなかったことでしょう。、