ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

さいたま市桜区大久保などの通称“大久保農耕地”では、アマサギを観察しました

2017年05月13日 | 季節の移ろい
 さいたま市桜区大久保などにある、通称“大久保農耕地”という広大な田んぼにムナグロなどを探しに行って来ました。

 この通称“大久保農耕地”は、さいたま市桜区を流れる荒川の北側に広がる広大な田んぼです。



 前回、行った志木市の宗岡田んぼの上流部にあります。有名な埼玉県営秋ケ瀬公園の上流側にあります。さいたま市のおおくぼ浄水場の近くです。

 “大久保農地”では、田植えがかなり進んでいました。

 面白いことに、“大久保農地”の田植え前の田起こし作業中の田んぼに、コサギやダイサギなどが集まっています。



 トラクターなどで田起こし作業をすると、地中からミミズや昆虫などが現れるので、コサギやダイサギなどが集まります。

 ダイサギ、コサギ(あるいはチョウサギ)、アマサギがそろっています(右からの順番で・・)。



 明るい橙色(だいだいいろ)の羽根を持つアマサギは、やや珍しい存在です。







 ダイサギは、田んぼの中を歩き回っています。



 現在は、恋の季節です。どうやらカップルが成立したペアのようです。



 水が張られた水田では、カエルが鳴いていて、たぶん卵を産み、早ければオタマジャクシが泳ぎ始めているころです。オタマジャクシは、ダイサギなどが狙うエサになります。

 今回は、撮影していませんが、カルガモやカラスも来ています。

 カワラヒワも田んぼの中に来ています。





 この“大久保農耕地”には、タシギなどが飛来することもたまにあります。

 この時は、上空では、ヒバリがよくさえずっていました。

 なお、荒川の下流側にある志木市の宗岡田んぼに行って、オオヨシキリを観察した話は、弊ブログの2017年5月13日編をご参照ください。

埼玉県志木市宗岡にある“宗岡田んぼ”には、オオヨシキリが飛来していました

2017年05月13日 | 季節の移ろい
 埼玉県志木市宗岡にある通称“宗岡田んぼ”にムナグロなどが来ていないか、探しに行きました。

 荒川は、志木市の東北部を、北西から南東に斜めに流れています。その荒川に対して南西側には“宗岡田んぼ”が広がり、北東側のさいたま市桜区側には秋ケ瀬公園があります。

 広大な“宗岡田んぼ”は、ちょうど田植えが終わったところでした。



 広大な田んぼの向こうには、荒川に設けられた“取水口”が遠くにみえます。荒川から取水し、朝霞市の上水処理場に送っています。



 この朝霞市の上水処理場で処理された上水は、東京都民の飲み水になります。

 その一面に広がっている田んぼには、キジのオスがそれぞれにある範囲ごとにいて、縄張りを宣言して、大きな声で鳴いています。





 一面の田んぼ風景の中にある、枯れたヨシや今年育ち始めたヨシには、オオヨシキリが「ギョッ、ギョッ、ギョッ」と大きな声で鳴いています。





 オオヨシキリのオスは、大声で鳴いて、メスにアピールしています。

 夏鳥として飛来するオオヨシキリは、その大きな鳴き声が夏の到来を感じさせるために、“夏の季語”として多くの俳句で読まれているそうです。

 田植え直後の田んぼには、コサギが数羽、歩いています。魚を捕まえたコサギです。



 田んぼの畔には、ハナニガナが黄色い花をよく咲かせています。



 シオカラトンボではないかというトンボもいました。トンボも飛び始めていました。



 “宗岡田んぼ”には、想像している以上に多彩な生き物がいるようでした。