ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県川越市伊佐沼にある伊佐沼では、夏羽根のユリカモメも観察しました

2017年05月14日 | 季節の移ろい
 埼玉県川越市伊佐沼にある伊佐沼には、コアジサシが飛来していますが、夏羽根のユリカモメもまだいました。

 伊佐沼は大まかには長方形に近い形の池で、南北方向にが800メートル・東西方向に200メートルほどの大きな池です。いくらか西側に傾いています。

 西側の湖畔沿いに植えられたソメイヨシノのサクラ並木は葉桜になっています。農業用水を溜めている伊佐沼は、満杯の水を蓄えています。



 コアジサシが留まっている杭の近くには、コガモやカルガモたちも休んでいます。



 この杭の上に、コアジサシよりは二回りほど大きい水鳥が飛んできて留まりました。



 顔に灰色の模様が入った、夏羽模様のユリカモメでした。



 冬の伊佐沼には、数10羽から100羽程度と、たくさん来ていたユリカモメはほとんど姿を消しています。

 この伊佐沼に残っているユリカモメは数羽ほどのようです。

 同様に、数10羽もいたコガモも、10羽ほどしか残っていません。





 ここに残ったコガモは、ここで巣をつくり、ヒナ(雛)を育てるためか、番(つがい)になっています。

 カイツブリも数羽、姿をみせています。







 カイツブリは、ここで番となり、“浮巣”をつくり、産卵して、雛を育てます。

 伊佐沼を何気なく見ていると、ここに飛来している水鳥たちは、番になり、巣づくりを始める様子です。

埼玉県川越市伊佐沼にある伊佐沼には、夏鳥のコアジサシが飛来しています

2017年05月14日 | 季節の移ろい
 埼玉県川越市伊佐沼にある伊佐沼には、夏鳥のコアジサシが飛来しています。

 伊佐沼は大まかには長方形に近い形の池で、南北方向にが800メートル・東西方向に200メートルほどの大きな池です。いくらか西側に傾いています。



 西側の湖畔沿いに植えられたソメイヨシノのサクラ並木は葉桜になっています。この日は薄曇りなので、風景がややモノトーン化しています。

 田植えの時期を過ぎ、農業用水を溜めている伊佐沼は、水位が一番高くなって、満杯の水を蓄えています。

 北側のハス田のかかる遊歩道から、この時期に探す、お目当ての野鳥はチドリ目カモメ科のコアジサシです。



 見た感じは、ツバメのように軽々とスイスイと、水面上を飛んでいます。スマートな体形なので、飛行速度は速いです。

 北側のハス田のかかる遊歩道から、約80メートル先の水面上に出ている杭の上に、コアジサシが留まっています。





 この時期のコアジサシは、恋の季節です。オスが捕まえた小魚を、メスにプレゼントする儀式が見られます。

 右側のコアジサシは、くちばしに小魚をくわえているようです。たぶんこれがオスで、左側に留まっているメスに小魚をプレゼントするようです。





 この時期には、ペアのコアジサシは、片方が小魚をくわえています。





 オスがメスにプレゼントする前か、プレゼントされてメスが小魚をくわえているシーンなのかは、持続的に観察していないので、分かりません。

 伊佐沼の水面では、コガモの番が一緒に泳いでいます。



 晩秋から3月まで、非常に多くいたコガモのごく一部が、伊佐沼に留まっています。

 多くのコガモはどこに行ったのかは不明です。

 実は、コアジサシが伊佐沼に飛来すると、オスがメスに小魚をプレゼントするシーンを撮影するために、例のバズーカ砲のような望遠レンズを付けた一眼レフカメラを載せた三脚を構えて、コアジサシを狙う熱烈な野鳥観察愛好家が岸辺に待機しています。朝から、数時間は粘るとのことです。