ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

日本経済新聞紙の見出し「トランプ大統領 問われる存在価値」を拝読しました

2017年05月18日 | 日記
 2017年5月17日に発行された日本経済新聞紙の朝刊の中面に掲載された見出し「トランプ大統領 問われる存在価値」を拝読しました。

 この記事は、英国Economistの記事を翻訳したものです。米国のトランプ大統領が米国の連邦捜査局(FBI)長官のコミー氏を突然、解任したことから記事は始まります。

 まるで、「首をはねよ」と命じた王のようだという文章から、記事は始まります。ただし、この解任したことが憲政の危機につながるかは、まだ断言できないと分析しています。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版では、見出し「トランプ大統領 問われる存在価値」と報じています。



 トランプ政権発足時には、民主党の上院議員たちは、ポピュリズム(大衆迎合主義)色の強いトランプ大統領が、国内労働者向けの政策で、超党派の連携を呼びかけるだろうかと予測しました。その際には、例えばインフラ整備計画などの施策を支援する代わりに、インフラ建設労働者の賃金を労働組合の規定水準まで引き上げることを対価にしようと内々考えていたそうです。

 その一方で、共和党の上院議員たちは、トランプ大統領が民主党の上院議員たちと通じる策を採る可能性を危惧しました。

 さらに、トランプ大統領は、政府の日常業務はペンス副大統領などの旧来の保守派に任せるのではないかと想像していました。

 実際には、トランプ大統領は暴言を吐いて、せっかく高まった協調気運をそいでしまったために、共和党の上院議員には不信と悲観が広がっていると解説します。

 トランプ大統領の問題は、ツイッターなどによる軽率な投稿にあるとみる議員が多いようです。ホワイトハウスの政府系の職員も、あのようなツイッター投稿は仕事の進め方をやりにくくするだけと考えています。

 共和党・民主党の有力者たちは、トランプ大統領に対して、レーガン政権や先代のブッシュ政権で辣腕を振るったジェームス・ベーカー氏のような人物を、主席補佐官にするように助言しているそうです。

 共和党幹部は、トランプ大統領は素人同然で、相手の話をよく聞くが、影響を受けやすいと見ています。このため、首脳会談後に、中国のような大国と「つまらない取引」をする可能性があると恐れています。

 すでに、与党の共和党議員はトランプ氏の存在価値を疑い始めていると結びます。

 実際に、5月18日発行の日本経済新聞紙の朝刊の中面には、「ドル下落」を報じています。トランプ大統領への期待値から、急速に進んでいたドル買いが、政治手腕に対する不安から、巻き戻した結果と伝えています。

 各市場がトランプ大統領の評価を見直しているようです。この結果、円は円高に転じています。そして、米国も日本も株価に影響が出ています。米国のダウ工業株平均が急落し、この影響を受けて日本でも日経平均株価が全面安になっています。

長野市戸隠にある戸隠森林植物園では、羽根が瑠璃色のコルリに出会いました

2017年05月18日 | 旅行
 長野市戸隠にある深い森が残る戸隠森林植物園では、瑠璃色の羽根を持つコルリに出会いました。

 戸隠森林植物園の木々の中に広がるミズバショウ群生地から、その西側に広がる針葉樹林が育つ、小高い山麓側に向かうと、今年の冬に降った大雪・積雪によって、針葉樹が10数本ほど、倒れていました。
 
 かなり背の高い針葉樹が、根元から真横に倒れ、根の部分が見えています。





 大雪の重さに絶えられずに、針葉樹が倒れたのではないかと想像しています。こんな倒木は初めて見ました。悲惨な姿です。

 この針葉樹が、根元から真横に倒れている場所からいくらか離れた木道の上に、野鳥観察愛好家の方々が10数人、集まっています。

 それぞれがバズーカ砲のような望遠レンズを付けた一眼レフカメラを三脚に載せて静かに待機しています。

 「コルリが斜面の木にいる」との話でした。しばらくして、コルリが登場し、一斉にシャッター音が響き渡ります。



 コルリはいくらか日が当たる枝に留まっています。コルリは人気のある野鳥です。





 野鳥観察愛好家の方々の10数人の邪魔にならないように、少し離れた脇からコルリを撮影しました。

 昨年の5月上旬には、この近くにクロツグミがいました。野鳥観察愛好家が好きなコルリやクロツグミに実際に出会える点が戸隠森林植物園の魅力です。

 さらに、木道の上を進んで行くと、二人の野鳥観察愛好家が幹が太い木の上部を見ています。

 キバシリが1羽、太い木の幹を上っていきます。





 キバシリは、羽根の模様が木の幹に似ているために、真横からはキバシリがいるのが分かります。しかし、幹の真ん中に留まっていると、真後ろから背中の羽根をみると、どこにいるのか分かりにくいです。



 キバシリには数年ぶりに出会いました。

 この木の上部には、ニュウナイスズメも留まっていました。

 今年の冬には戸隠森林植物園に大雪が降り、さらに雪解けが遅れたために、カタクリはやっと咲き始めた感じです。



 シロバナエンレイソウも数株、咲いています。花は既に色がついています。



 戸隠森林植物園では、遅い春を迎えています。