ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

THE BEATLESの新譜「ザ・ビートルズ『サージェント・ペパーズ」最新版が発売されました

2017年05月30日 | 日記
 2017年5月28日に発行された日本経済新聞紙の朝刊中面に掲載された広告は、THE BEATLESの新譜「ザ・ビートルズ『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』スペシャル記念エディション」が5月26日に世界同時発売されたと伝えていました。

 このCDなどは、Universal Music という音楽レーベルから発売されています。

 ザ・ビートルズが1967年にリリースした8作目のイギリス盤公式オリジナル・アルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のLPとして制作した『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』の発売50周年を記念した『サージェント・ペパーズ』最新版です。当時の音源を基にデジタル化し、リミックスしています。



 今回、興味深いことは、同じタイトルですが、国内盤・輸入盤としては、「1CD」「2CD」「2LP」「スーパー・デラックス(6枚組)」の4種類を販売しています。

 最後の「スーパー・デラックス(6枚組)」とは、「CD+Blu-ray, CD+DVD」などのメディア形式に、「新たな『サージェント・ペパー』のステレオ・ミックスの他に、未発表のセッション・レコーディング、映像素材、1992年に制作された未発売のドキュメンタリー映画『ザ・メイキング・オブ・サージェント・ペパーズ』などを復元収録」した音源や映像などが収録されているようです。

 「1CD」「2CD」とは、まず「1CD」には「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」のステレオ・ミックス版だそうです。「2CD」の2枚目のCDは「アルバム収録の13曲の未発表の完全テイクを含む18曲を新たにステレオでミキシングして、アルバムと同じ曲順に並べた」ものだそうです。

 また、LPレコードの2枚組の形式も、収録されている音楽の曲目は同じだと思います。

 映像を入れたBlu-rayとDVDが含まれている「スーパー・デラックス(6枚組)」は、参考価格が1万9440円ですが、実売価格は1万6780円となっています。

 「2CD」版は、価格が3888円となっています。オリジナルのLP版が発売されてから50年後のデジタル化技術によって、音がクリアになっているそうです。

 車載のカーステレオで聴いても、その違いが分かるのかどうか自信がありません。

 ザ・ビートルズが活躍した時代から約40年も経ち、また彼らは話題となり、CD・DVD制作会社を儲けさせます。音楽ビジネスの奥深さを感じます。

 現在の10代後半の若い方々にとっては、約40年も前の幻のおじさんバンドの音楽をどのように聴くのでしょうか。

 実は、5月27日にJR新宿駅近くのCD・DVD・Blu-rayなどを販売しているミュージック店に寄った時に、このTHE BEATLESの新譜が展示されていました。

 もう発売されたと感じた程度で、あまり深くは考えませんでした。

 だぶん、値段が手頃な「2CD」版を購入することになりそうです。

 なお、「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」とは、LPあるいはCDを示す名前ですが、同時にそのLPあるいはCDに収録された最初の曲のタイトルでもあります。この曲を聴いたことが無い方には、やや混乱させる中身です。