ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県北安曇郡白馬村にある貞麟寺は、カタクリが境内でたくさん咲いています

2017年05月09日 | 旅行
 長野県北安曇郡白馬村神城沢渡にある貞麟寺は、カタクリが境内に群生してることで有名な古刹です。

 この曹洞宗の貞麟寺に立ち寄ると、ちょうど、カタクリがよく咲き始め、さまざまな品種のサクラの木々が満開に近い咲き具合でした。

 境内の入り口近くにあるカタクリの群生地です。見た目は一面に咲き始めいます。





 曹洞宗の古刹である貞麟寺は、樹齢は300年以上の“エドヒガンの枝変わり”と呼ばれる巨木が有名です。

 この“エドヒガンの枝変わり”と呼ばれる巨木は、花をよく咲かせています。



 画面の右側下部には、この巨木を支えている支柱が写っています。巨木の幹部はかなり太いのですが、上部の枝は剪定して“代替わり”しているようにみえます。

  “エドヒガンの枝変わり”上部です。しだれ枝に花がよく咲いています。





 境内の一面に、サクラの木が植えられ、ほぼ満開に近い感じです。

 そのサクラの木の一つに、オオルリが留まりました。



 貞麟寺の背後には、標高がある峰々の山麓が迫っています。





 貞麟寺の駐車場近くにある“畑”では、ものすごい数のカタクリが育っていました。どうやら、境内のカタクリの中で弱ったものがあれば、ここから補充するようです。

長野県北安曇郡白馬村の姫川源流では、カタクリ、アズマイチゲなどが咲き乱れています

2017年05月09日 | 旅行
 長野県北安曇郡白馬村神城にある姫川源流自然探勝園の姫川源流は、ニリンソウやカタクリ、アズマイチゲなどの春の山野草があちこちで咲く楽園でした。

 姫川源流探勝園を構成する親海湿原から、その北側にある荒神の森の中を歩くと、姫川源流に出ます。

 青木湖からしみ出る涌き水を源とする姫川源流の源流部分(小石などのたまったガレ場から水が湧き出ています)では、ワサビやニリンソウなどの花があちこちで咲いています。





 今回はしっかりと観察しなかったので、見落とした可能性がありますが、流れる清流の中では、バイカモはまだ開花していなかった様子です。

 涌き水を源とする姫川源流のすぐ下流側は、湿原と草原があり、湿原ではミズバショウの白い包が並び、明るい緑色の大きな葉を出しています。



 草原部分では、カタクリやアズマイチゲ、キクザキイチゲなどがそれぞれ、よく花を咲かせてます。







 標高は750メートル程度と低いですが、まるで夏の高山のお花畑のようです。

 ここから流れ出した姫川は、北に向かって、国道148号線沿いに新潟県糸魚川市まで流れます。例の“塩の道”の一部です。

 その流れ出し始めた姫川は、すぐ下流側に広がる白馬村の田畑などを潤し、田植えなどの農業用水として役だっています。



 この流れ出し始めた姫川の川岸には、サクラの木々(品種は不明)が植えられ、ほぼ満開になりつつあります。

 そのサクラの木の枝に、オオルリが留まったので、野鳥観察愛好家の方が望遠レンズ付きの一眼レフカメラを抱えて急いで向かいました。

 親海湿原から、その北側にある荒神の森の中を歩いている時に、枝打ちしたスギの枝が堆積している中に、ヘビが寝ていました(お嫌いな方は以下の画像をスキップしてください)。



 マムシがどうかは分かりません。

 また、荒神の森の中で、すれ違った野鳥観察愛好家のグループによると「森の中から、サンコウチョウの鳴き声が聞こえた」そうです。

 サンコウチョウにはまだ、出会ったことがありません。

 なお、姫川はほぼ北に向かって約60キロメートル流れ下って、糸魚川市から日本海に注いでいます。その途中では、白馬岳(しろうまだけ、標高2932メートル)などの北アルプスの峰々からそれぞれ流れ出す、豊かな雪解け水が加わり、豊かな水量を維持するそうです。