ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県諏訪市と諏訪郡下諏訪町にまたがる八島湿原では、ホオアカが元気です

2015年07月29日 | 旅行
 長野県諏訪市と諏訪郡下諏訪町にまたがる霧ヶ峰高原の八島湿原では、高原を好むホオアカが元気に飛び回っています。

 八島湿原の南側の木道を進みました。遠くに、そびえている車山(標高1925メートル)の麓に近づきます。
 
 八島湿原の東側にある御射山遺跡(みさやまいせき)近くでは、一面の草原が広がっています。霧ヶ峰高原らしさを感じさせる地域です。


 
 この草原の主役は、濃い黄色い花のマルバダケブキ(丸葉岳蕗)です。キク科メタカラコウ属の多年草です。



 タテハチョウ系のチョウがマルバダケブの花に群がっています。

 タテハチョウ系のチョウが、ハクサンフウロの花に留まっています。



 タテハチョウ系のウラギンスジヒョウモンかミドリヒョウモンではないかと推測しています。

 森の中にいたチョウです。ルリタテハではないかと推定していますが、少し違う感じもしています。



 八島湿原の南側の木道を進むと、ヤナギランなどが咲いている草原部分に、ホオアカが元気に飛び回っています。

 レンゲツツジの木の枝に留まっているホオアカの番です。オスのホオアカは活動的です。



 枯れ木の枝の上で、たぶん縄張りを主張して鳴いているホオアカです。





 秋の七草の一つのオミナエシの黄色い花がもう草陰で咲いています。



 八島湿原の草原では、短い夏の中で、高山植物が次々と花を咲かせています。ホオアカなどの野鳥も元気に飛び回っています。
 

長野県諏訪市と諏訪郡下諏訪町にまたがる八島湿原では、ヤナギランが咲き始めました

2015年07月28日 | 旅行
 長野県諏訪市と諏訪郡下諏訪町にまたがる霧ヶ峰高原の八島湿原では、ヤナギランの花が咲き始めました。

 午前6時30分に八島湿原の駐車場に到着し、八島湿原の西側にある小高い高台から、まず眼下に広がる八島ケ池を眺めます。



 快晴なので、八島ケ池の水面には青空が映り込んでいます。

 約3時間後に、再び小高い高台から、八島ケ池を望むと、太陽が高く上がり、池に映り込む青空は一層、美しいと感じました。



 今回は八島湿原の南側の木道を進みました。遠くに、車山(標高1925メートル)がそびえています。南東方向にそびえています。



 八島湿原を囲む草原部分では、濃いピンク色の小さな花を多数咲かせるヤナギランが咲き始めています。



 八島湿原での、この時期の高山植物の主役の一つです。

 木道沿いには、ヤナギランが所々に群生しています。



 約2週間前に、八島湿原で咲き始めていたゼンテイカ(通称 ニッコウキスゲ)の花は花期が終わり、最後の名残の花がいくらか咲いています。
 
 この時期の高山植物のもう一つの主役は、キンバイソウです。濃い黄色い花が、草むらの中で目立ちます。



 キンバイソウも所々で、群生しています。


 
 可憐なカワラナデシコの花も咲き始めています。



 標高が約1630メートルある八島湿原の草原では、いろいろな高山植物の花が咲き誇り、短い夏を謳歌しています。


日本経済新聞紙の「税金考 気になる光景 ビール20年戦争」を拝読しました

2015年07月27日 | 日記
 2015年7月27日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面に掲載されたコラム「税金考 気になる光景 ビール20年戦争 技術革新世界とズレ」を拝読しました。

 1995年にサントリーが初の発泡酒「ホップス」を発売したことが、ビール20年戦争の始まりでした。麦芽比率を65パーセントに抑えたことで、「ホップス」は税法上ビールでなくなり、税金が安くなり、安くてきれのある味が受けて、消費者に受け入れられ、爆発的に売れたと報じています。
 
 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版は、見出し「(税金考) 気になる光景(2) ビール20年戦争 技術革新世界とズレ」と伝えています。



 日本のビールメーカーと国税庁との“20年戦争”はまだ続いています。ビール20年戦争の原因は、ビールへの税金が高いからです。

 その象徴は、サッポロビールが2017年6月22日に国税庁に対して、同社が発売する「極ゼロ」が税金の安い第三のビールでないと判定したことに異議を唱えたことです。115億円の税金の返還を求めました。

 日本のビールの税率は46.6パーセントと、ドイツの約17倍だそうです。この高い税率は、日露戦争直前に戦費調達のために“贅沢品”として、課税した習慣がいまも残っているからだそうです。
 
 この日本でのビール20年戦争の勝者はだれかを、記事は考察します。1994年に国税庁はお酒の税収入が2兆円あったのが、その後の20年で40パーセントも減ったとの分析です。国税庁は勝者ではありません・

 その一方で、日本のビールメーカーの代表格であるキリンビールの株式時価発行額は、約20年前にはオランダのハイネケンの2倍近くあったもののが、現在は約30パーセントと1/3に留まっています。世界のビール最大手企業と比べると、ものすごく縮小しています。

 この理由は、日本のビールなどのお酒市場が高齢化・人口減などによって、市場が縮小することが分かっていながら、新興国を軸とするグローバル市場への対応が遅れたためと分析します。日本の高いビール税率対策の技術革新に特化し、グローバル市場への対応が遅れました。

 ビールという身近な商品でも、日本のグローバル市場への対応の遅れがみえるようです。

 蛇足ですが、2015年7月26日発行の日本経済新聞紙の朝刊の「日曜に考える」の中に、「陰薄い財政規律派」という解説記事が載っています。自由民主党の中で、歳出削減を重視する財政規律派に元気がないと伝えます。

 前回の衆議院選挙の大勝によって「官邸1強」となり、安倍晋三内閣の成長重視路線が強いからです。日本の国の借金をどのように返していくのか、国民への丁寧な説明が本当に求められています。税金を何から取るのか、国民への丁寧な説明が本当に求められています
 

長野県佐久市の佐久荒船高原で、キジの子供達に出会いました

2015年07月26日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東側にある佐久荒船高原では、森や草原は真夏の様相を強めています。森の木々は葉を茂られています。

 佐久荒船高原の北西方向にそびえている浅間山(標高2568メートル)も夏山の様相になっています。



 浅間山山頂の山肌が赤茶けています。今日は山頂から水蒸気を吹き出していません。この画像は、佐久荒船高原のやや展望台的な場所から望む浅間山の景色です。

 林道を進むと、数羽の野鳥が林道に出てきました。キジの幼鳥のようです。3、4羽いて、すぐに草陰に逃げ込みました。





 森陰では、ウバユリが蕾を膨らませています。



 ウバユリは森の中で、あちこちで育っています。もう数日で開花しそうです。

 陽当たりがいい草原部分では、ヒメギボシが薄い紫色の花を咲かせています。


 
 草原部分では、ノハナショウブの花がまだ少し咲いています。



 多くのノハナショウブは花期が過ぎ、実をつけています。

 森陰を散策していると、セミの抜け殻を見つけました。



 夕方になると、ヒグラシが鳴きます。これも夏を感じさせます。梅雨明け後の佐久荒船高原は夏模様です。
 

長野県佐久市にある佐久荒船高原は、やはり真夏の景色になっています

2015年07月26日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東側にある佐久荒船高原は、真夏の様相を強めています。陽当たりのいい場所では、それなりに暑いですが、森の木陰では気温は20数度(摂氏)と涼しいです。やはり、標高が1100メートルから1200メートルあるため、森からの緑風は涼しいです。

 佐久荒船高原の南にそびえている荒船山(標高1423メートル)の艫岩(ともいわ)にも、真夏の日射しが当たっています。



 佐久市の佐久荒船高原の東側にある群馬県甘楽郡下仁田町にある神津牧場の放牧場越しに見える妙義山です。



 放牧場の草原は、少しスイスのような雰囲気を感じさせます。

 林道の木陰では、日本版エーデルワイズのウスユキソウが咲いています。



 草陰の中には、ウスユキソウはたくさん咲いているのですが、草が邪魔でうまく撮影できません。昔に比べると、ウスユキソウは減っています。

 北側の森陰では、ヤマアジサイ(山紫陽花)がまだ咲いています。ほとんどが花(ガク)の色は白色です。



 中には、花弁に見えるガクが薄いピンク色のものがあります。



 今回驚いたのは、ガクが美しい濃いピンク色のものが咲いていたことです。



 今日は佐久荒船高原の森では、ホオジロが木の頂点で縄張りを宣言してよく鳴いています。



 本当は、アオジに登場してもらって鳴いていてほしかったのですが、出てきませんでした。カッコウやホトトギスの鳴き声もほとんど聞こえませんでした。