高校生の出願した大学と志望校は同じではなかった:
掲題の件では一寸興味を持った数字が出ていたので紹介しようと思う。それは23年度の大学別の志願者数である。
一昨日だったか矢張りらくらくスマートフォンに入っていたGoogleにこのことの記事をチラと見た気がしたので、あらためて検索してみた。すると、昨日取り上げたJSコーポレーションの調査とは矛盾しているというか、連動していないことを発見した。調査したのは日経ビジネスだった。
それによれば、志望者数が1位だった青山学院大学は43,948人と14位で、10年連続で首位となる近畿大学の136,807人の30%強に止まっていた。と言うことは「志望することと、出願することとでは話が違う」ようなのだ。
現在判明している上位20校では、1位が近畿大学、以下明治大学、法政大学、日本大学、早稲田大学、立命館大学、東洋大学、関西大学、中央大学、立教大学、龍谷大学、東京理科大学、同志社大学、青山学院大学、専修大学、関西学院大学、福岡大学、名城大学、慶應義塾大学、東海大学となっていた。余計な話だが、我が母校・上智大学は20位までには入れなかったようだった。
一瞥した感じでは、かなりムラがなくというか、幅広く東京都内以外の大学に志望者が多いようなのだった。それにしても、高校生たちは青山学院大学に憧れてはいても、それと出願することは別問題だというのか。