新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

5月16日 その2 監督が変わると

2024-05-16 13:21:24 | コラム
阿部慎之助新監督の器量が問われるか:

つい先日、世間で名監督の如くに評価されていた原辰徳に変わって阿部慎之助が監督になってからは「ジャイアンツ、端倪すべからず」と評価したばかり。

タイガースが意外にももたついているし、新人の頃の輝きを失ったままの佐藤輝明は二軍に落とされる有様だし、村上頌樹もすっきりしないようでは、阿部慎之助新監督が何年振りかの優勝をさらっていくかも知れないと思ったりもした。

ところが、「好事魔多し」とは先人は良くも言ったもので、週刊新潮が坂本勇人の何億円かの脱税の疑いを大きく取り上げていた。正力松太郎氏が唱えた「巨人軍は紳士たれ」は「今何処」と化してしまうのか?「兎角この世は・・・」なのだ。

政治資金規正法改正案の問題

2024-05-16 07:22:03 | コラム
自民党は単独の改正案を単独で提出:

この件に関しては当方の関心事はただ一点「自民党の改正案が『国益の為になるのか』あるいは『自由民主党の為だけを優先している』のか」にあるのだ。

ここまで引っ張って単独で提出だそうだ。公明党との協議が不成立だったからと報じられた。ここで、先頃取り上げた某大学教授(「某」としたのは単純に大学名を失念しただけ)がテレビで指摘された「自民党が自社の資金源を断つような改正案を出せる訳が無い。それほど選挙に金をかけているのだから」という皮肉を思い出さずにはいられなかった。言い方は諧謔的だったが、私には単に事実を言われたかのように聞こえた。

矢張り、自民党は公明党にも譲らず、野党に対しても一切聞き耳持たず、自分たちにとって都合が良い方向に持っていくと、最初から固く決めてあった通りにしただけだと読みたくもなる。岸田文雄総理/総裁の今日までの振る舞いを見ていれば「ご自身の内閣と等にとって都合の良い事だけは必ず成し遂げようとして、妥協も譲歩もしない」としか見えない事例がかなり多かった。

その点では何を要求されても「検討する」と気を持たせる事までは言うが、譲る事は無い「意志強固な政治家」に見えるのだ。報道によれば「衆議院は押し切れても単独過半数を占めていない参議院では困難な事になるのでは」のだそうだ。

それにつけても思う事はといえば、岸田文雄総理/総裁は自信家であって「我が党を下野させ、泉健太首相、玉木雄一郎副首相の新政権をお望みですか」と我々国民に問いかけておられるのではなのである。