新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

あれはフェイクニュースだったのだ

2021-03-22 07:41:00 | コラム
本当はフェイクニュースだったジョージア州の一件:

本日の産経新聞に掲載された古森義久氏のコラムを大変興味深く読んだ。それは、トランプ前大統領が口癖のように指摘しておられた「新聞の報道はフェイクばかりだ」は本当だったという話だ。去る1月9日にワシントンポスト紙が報じた「トランプ大統領がジョージア州当局に電話で不正投票を探してこい」と命じられたのが虚報だったとの指摘だった。あの当時は我が国のメデイアが兎角批判されてきた「アメリカの反トランプの新聞の記事をそのまま垂れ流しているだけ」を忘れて、一般大衆は「なるほど、トランプ氏はそこまでやるのか」と納得させられていた。

古森氏は「この『フェイクニュース』の件はアメリカ国内では明らかになっているにも拘わらず、我が国のメデイアは一向に訂正記事を出していない」と、彼らがその自らの非を認めない点を衝いておられた。私は常日頃からマスコミを批判するような事を言ってきたし、その「垂れ流し報道」の件も承知していた。ではありながら、あのワシントンポストの報道は「トランプ大統領ならありそうな事」とばかりにアッサリと信じてしまった。矢張り、不明を恥じるべきかと反省させられている。

しかも、顧みれば自分自身で我が国では権威ある新聞の如くに崇め立てられているニューヨークタイムスやワシントンポストは、「アメリカの一地方紙に過ぎない。過剰な礼賛は不要だ」とまで指摘し続けてきたのだ。この2紙は反トランプの急先鋒であるとも承知していた。古森氏に覚醒させられた。本日は早朝から反省しきりである。



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