新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

率爾ながら総理に申し上げます「ご発言にご注意を」と

2020-03-17 15:43:24 | コラム
中国は「コロナウイルスの発生源をアメリカ軍が持ち込んだ」と言い出した:

これは中国の責任転嫁の常套手段だと、私でさえ迷わずに受け止めた。イヤらしくも恐ろしいくである。困ったことにこの広い正解には未だ中国のこういう手口に騙される国が未だあるような事態だ。特にWHOのテドロス事務局長は最早完全に中国に操られる傀儡に過ぎない存在と化しているとしか見えない。また、私がこれまでに機会ある毎に「各種競技種目の上部団体の多くは純粋にその競技に打ち込んでこられた世事に疎い元名選手で占められているのが問題だ」と指摘してきた。

ところが、そのオリンピックを支配する肝腎のIOCのバッハ会長は弁護士さんだと伺った記憶があるが、同時にその元名選手であったようだ。その為かどうかは知らぬが、純真にも(本音を言えば”naïve“にもと言いたいのだが)WHOを信じておられるようで「テドロス事務局長の助言(勧告との訳もありました)に従う」と公式に述べておられた。こういう事態では東京オリンピックがどうなって行くかはテドロス氏ではなかった、習近平主席の手中にあることになってし舞うと密かに憂いている次第だ。私はこの状況下でG7で話し合うとは虚しさを痛感せざるを得ないのだ。

中国に対する批判から話がそれてしまった感があるが、安倍総理も森組織委員会長や小池都知事はお立場上「やる」以外には言い出せないとは良く解る。だが、余りその点に執着されると「やると言ったじゃなかったか。この始末をどうする気か」という事態を招きはしないかと、一人で密かに案じているのだ。


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