新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

10月20日 その2 余計なことかも知れないが

2021-10-20 09:58:06 | コラム
DODGEの発音は:

昨日はMLBのナショナルリーグのDodgersは現地では「ドジャース」ではなくて、「ダジャース」と発音されていると指摘した。その際にウッカリ書き漏らしたことがあった。私が問題にしていることは「英語(アメリカ語か?)本来の発音とは異なるカタカナ語を作る意味はないのでは」ということだ。

それは、嘗てアメリカのクライスラー(Chrysler)の代表的な車だったと思うDodgeは私の記憶、または何処で調べても「ダッジ」と呼ばれていた。決して「ドッジ」ではなかった。だが、何故かDodgersは「ドジャース」にされていた。

「くどい」とか嫌味だと言われようと何だろうと、私が言いたい事は「何故、カタカナ表記にする前に、アメリカに正しい発音を問い質すか、辞書を引くくらいの簡単なことができなかったのか」なのだ。少しでも、アメリカの英語を勉強するか乃至は発音を承知していれば、「ドジャース」とはならなかったと思うのだ。

私は「早くからローマ字に接する機会を与えておくことは、アルファベットの読み方を学べるという長所はある。だが、英語本来の発音や読み方を正確に学ぶか、覚える機会を危うくする短所もある」と指摘して来た。同時に「カタカナ語は既に日本語の一部を為しているのだから云々」との説に対しては、異論を唱えていない。私が問題にしているのは「カタカナ語は英語本来のものとは違う表記になっていたり、異なる意味を表している」という点だ。それと承知の上で使われるのまでは阻止する気はない。

参考までに付記しておくと、クライスラーは2009年に倒産し、FIAT Chrysler Automobiles傘下にありStellantis North Americaとなっている。


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