新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

ワクチンパスポート

2021-10-20 09:12:05 | コラム
かの玉川徹は「政府は馬鹿か」と罵った:

デイジタル庁(digitalを私はデジタルとは表記しないと決めてある)は「ワクチンパスポートをスマートフォンに載せて、マイナンバーカードに紐付けする」と公表した。それ即ち紙にはしないということだと思って聞いた。それを、先ほどモーニングショーで有名な玉川徹が「(こんな決定をするとは)政府は馬鹿か」と罵倒した。彼の言い分は「未だ全体の3分の1の人しか取得していないマイナンバーカードの更なる取得を煽っているのだとしたら愚策だ。これを聞いただけで自分は取得しないと決めた」だった。

彼の言い分が正しいのかどうかなどは私には解らない。だが、私は我が国ではスマートフォンの所有が義務化されたとは知らなかったし、マイナンバーカードも某銀行に取得の必要無しと聞かされた取得しようともしなかった。しかし、先日も反省したように両方とも持っていないことには、何時の日にか(または私の生存中には)ウッカリ外食しようとしたり、イベントとやらや大きな商業施設には入場出来なくなる危険性が高まった来たと知ったのだった。しかも、そのカードが健康保険証に使える日も迫ってきたというのだから、なおのこと辛いし焦りすら感じさせてくれる。

確かにカードの申請には動いてみたが、それ用の写真を撮らねばならないという条件で行き悩んだ。PCかスマートフォンで申請可能と言われたが、我がPCには写真を取り込む機能は無いのだ。しかも、この近所には添付する証明用写真を撮れる設備はない。また、スマートフォンに切り替えようにも、ドコモは予約してからショップに来て欲しいというが、ここから最も近いショップでも30分は徒歩で行くしかない場所にしかない。行く途中でウイルスにでも感染しないかと躊躇させられる。

将に八方塞がりのような状況で悩んでいる。何れにせよ、また思い切って出掛けていかないことには、時代に取り残されることになりそうなのだ。そうならないように、方々歩き回らねばならないのかなと、先ほどから思案投げ首の状態だ。菅前首相が推し進められようとしたデイジタル化というものは、そうあるべきことなのだろうが、一部の高齢者には無情な事態を生じさせるもののようだ。



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