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青汁オバチャンと美脚女医のお話(前編)

2005-01-25 | 雑感
病院の待合室というのは面白い人と出くわすものだ。

僕の番が近くなり、診察室近くの予備待合室というのだろうか。そこで順番待ち
していたら、元気の良いオバチャンが隣の席に座っているオジイチャンに大声で
歳を取ると誰でも目が見え難くなる事、そして一番面白かった青汁の薀蓄を語り
始めた。

自分でもいろんな会社の青汁を飲んだらしく、会社名を覚えることは出来なかっ
た様だが、大声でいろんなタイプの青汁に付いて語り始めた。
しかしオジイチャンは青汁に関して余り興味が無いらしく、相槌も少なげに話を
聞いていた。

オバチャンも相手が青汁に興味が無い事を知ると、今度は晩酌に話題を変えた。
なんでも自分の旦那は毎日晩酌を欠かさないようで、いくら注意しても酒を控え
ることはしないで困っているとは言ってるものの、相変わらず元気に大声で喋っ
ているので、オバチャンから困っている様子を伺う事は難しかった。

どうのこうのしているうち、オバチャンは検査があるみたいで看護婦に呼ばれ、そ
の場から去った。
そして隣のオジイチャンの顔が、ホッとしたように見えたのは気のせいだろうか。
いずれにせよオバチャンが余りにも大声で元気に喋るので、もしかしたらオバチャ
ンはこの先百年は長生きするかも知れないと思った。

次回へ続く