と書き出したものの、手放しで喜べないのだった。
何故なら
美加さん担当のラジオ番組(NHK-FM)「ミュージック・プラザ第2部 ポッ
プス(ジャズ・ヴォーカルとシネマの水曜日)」が来週水曜日で最終回となって
しまうことを、3月2日の番組で知り早速、彼女の
HPからメールを差し上げた次
第だった。
同日に美加さんからハガキを出して欲しいとの返事が来たので、採用されるこ
とは無いと思っていたので気楽に早速ハガキを出したら、早々と昨日(3月17日)
のリクエストコーナーの最後で、僕の名前が読まれリクエスト曲が掛かって驚い
た(笑)。
彼女の番組を一言で評価するとしたら、品のある番組とでも言ったらいいだろう
か。選曲のセンスのよさ、彼女自身もJAZZシンガーとして活躍しているのだが、
決して高ぶることなく、リスナーに語りかけるようなトークに、この番組の人気の
理由がここにあるのではないか。
またJAZZとシネマ中心ではあるが、普段
JAZZを聴かない人にも仕切りの高さを
全く感じさせない内容だったと思う。
そして美加さん担当が終了することを知る以前から、この番組にはリスナーから
「この番組を、いつまでも続けて欲しい」といった内容の声が多かった。
つまりラジオの音楽番組は音楽が聴けるという前提は勿論なんだけど、それ以
前にパーソナリティの「喋り」を楽しみにしていると言っても過言でないだろう。
音楽そのものだけだったら、お金を払えばCDや最近人気のネット上の音楽配信
サービスを利用すれば、お気に入りの音楽を楽しむ事が出来る。
確かに番組が終了することで、そのパーソナリティが本業を辞めるわけでもない
し、一生聴けないというわけでもない。
しかし僕みたいに地方に住んでいると、パーソナリティが番組から退くと、リアル
タイムで楽しむ機会が無いに等しいのである。
しかし始まりには、いつか終わりがある。
長年聴き慣れ親しんだ番組の終了は残念な事ではあるが、またいつか美加さん
の喋りが、ラジオから聴こえてくる日が来る事を願ってる次第だ。
ちなみに番組への僕からの最初で最後のリクエスト曲は、
ホリー・コール「calling
you」だった。JAZZ好きな僕ではあるが、曲名やアーティスト名を
殆ど知らないので(汗)、趣味でJAZZを歌ってる東京の友達に助けを求め数曲選ん
でもらい、そのなかかから1曲僕が選曲した。
残念ながら放送当日は番組を録音できなかったが、せめて最終回は録音して思い
出のひとつとして、手元に残しておきたいと思っている。