●カバルジノ・バルカル共和国では国喪の日が宣言され、共和国
内では半旗が掲げられている。武装勢力により治安機関の職員
24人と、市民12人が命を落とし、その多くは今日埋葬される。
一方武装戦闘員72人が殲滅され、34人が拘束された。プーチン
大統領は犠牲になった人々の家族に哀悼の意を表したと共に、
早急に被害者への支援を行うよう政府に命じた。
●モスクワでラブロフ外相と、アメリカのライス国務長官がイランの
核問題と、中東の和平プロセスに付いて会談した。ライス国務長
官は中央アジア諸国を歴訪しており、訪問先のパリから急遽予
定を変更して、モスクワ入りをした。
●イラクでは憲法草案の是非を巡る国民投票が実施されている。
安全を確保するためイラク当局は、軍と警察の12の旅団を動員
している。また多国籍軍も支援を行っており、バグダッドの周囲
は武装戦闘員の侵入を防ぐため三重に封鎖されている。
●パキスタンの被災者を救う為、現地入りしているロシアの小児科
医は電話取材に応じ、パキスタンに派遣されたロシアの医師らは、
被災した人々を一人でも多く救うため全力を尽くすと語った。
ロシア人医師は子供だけで無く、大人の治療にもあたっており、
医師らは殆ど睡眠もとらずに次々と手術を行っているとした。
またパキスタン当局からの医療スタッフに対する支援が必要だと
指摘した。
●イワノフ国防相は実務訪問の為インドに向かけて出発する。今回
の訪問の目的はロシア、インド両国共同演習としては史上初めて
の対テロ演習の視察。またこの他にイワノフ国防相は、10月17日
にはインド軍事指導部との会談を行う。
●中国では15日~16日にかけて、20カ国の蔵相が出席する7回目
の会合が開かれる。尚、この20カ国の蔵相会議は世界の主要な
経済大国と、進行経済国との対話を強化する目的で1999年にベ
ルリンで開設された。
●サンクトペテルブルクでは統一経済空間の創設を巡るロシア、ウ
クライナ、ベラルーシそれにカザフスタンの委員グループの会合が
実施された。
●ロシア外務省は、エストニアでかつてドイツの為に戦ったエストニ
アSF部隊の記念碑が復活することはファシズムの犠牲者を愚弄す
る行為であり、SF部隊を犯罪組織として認めたニュレンベルク戦犯
法廷の決定に、まっこうから対立する行為とのを声明を表した。
●ロシアのアニメ映画監督が、複数の映画祭で賞に輝いた。