ニューヨークの国連本部では、第62回国連総会の第一部が終了した。後半の第
二部は、この後クリスマス、新年の休暇をはさんで、今度は各委員会の会議体制
で再び開催される。
前半部の総会で取られた、最も重要な決定に付いて、ロシア外交政策協会の副
代表は、宇宙空間における軍拡競争を防止する決議が取られたこととの見方を
示し、次のように述べている。
国連総会で採択された文書の中で、ロシアが最も重要視しているものを選ぶとす
れば、この宇宙空間における軍事競争の(?)に関わる決議と、宇宙空間における
活動の透明性を保障し、信頼を強化する措置に関する決議だ。
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注目すべきなのは、こうした決議の対し総会で加盟国170カ国の内、169カ国と
いう圧倒的多数が、これを支持したことである。
賛成を示さなかったのはアメリカ一国のみだった。
ロシア外交政策協会の副代表は、この様に述べている。
副代表はこの決定に付いて、さらに続けて、地球周辺の空間は平和目的に限定
して使用すべきである、と言う理解が今日の世界では益々拡大している。
と、述べている。
これはつまり地球に近い空間では、如何なる戦闘システムも、そしてその出陣に
も決してはならないということだ。
これが行なわれなかった場合、グローバルな安全保障は評価することも、そして
維持することもほぼ不可能になってしまい、宇宙空間において全世界の国々が
平和的協力を推し進めていくことも出来ない。
ですから今日のように、技術が進歩しているなかでは、新たな技術レベルにまで
軍拡競争が及ばないように、そしてこれに障害を与えることが無いような、少なか
らず重要なことなのだ。
現在までに蓄積された経験をもってすれば、全人類に大きな危害を与えるも可能
なのだ。
この決議が実現化されれば、軍拡競争を抑えるだけでなく、宇宙開発活動を、今
まで定められた制限の範囲内でコントロールする可能性か保障されることになる
だろう。
12月26日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
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二部は、この後クリスマス、新年の休暇をはさんで、今度は各委員会の会議体制
で再び開催される。
前半部の総会で取られた、最も重要な決定に付いて、ロシア外交政策協会の副
代表は、宇宙空間における軍拡競争を防止する決議が取られたこととの見方を
示し、次のように述べている。
国連総会で採択された文書の中で、ロシアが最も重要視しているものを選ぶとす
れば、この宇宙空間における軍事競争の(?)に関わる決議と、宇宙空間における
活動の透明性を保障し、信頼を強化する措置に関する決議だ。
注目すべきなのは、こうした決議の対し総会で加盟国170カ国の内、169カ国と
いう圧倒的多数が、これを支持したことである。
賛成を示さなかったのはアメリカ一国のみだった。
ロシア外交政策協会の副代表は、この様に述べている。
副代表はこの決定に付いて、さらに続けて、地球周辺の空間は平和目的に限定
して使用すべきである、と言う理解が今日の世界では益々拡大している。
と、述べている。
これはつまり地球に近い空間では、如何なる戦闘システムも、そしてその出陣に
も決してはならないということだ。
これが行なわれなかった場合、グローバルな安全保障は評価することも、そして
維持することもほぼ不可能になってしまい、宇宙空間において全世界の国々が
平和的協力を推し進めていくことも出来ない。
ですから今日のように、技術が進歩しているなかでは、新たな技術レベルにまで
軍拡競争が及ばないように、そしてこれに障害を与えることが無いような、少なか
らず重要なことなのだ。
現在までに蓄積された経験をもってすれば、全人類に大きな危害を与えるも可能
なのだ。
この決議が実現化されれば、軍拡競争を抑えるだけでなく、宇宙開発活動を、今
まで定められた制限の範囲内でコントロールする可能性か保障されることになる
だろう。
12月26日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
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