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日朝国交正常化への道

2008-06-21 | ラジオ
日本と北朝鮮との間で先週実施された、日朝会談の結果として両国は国交
正常化へ向けた重要な行動に対して合意に達した。
これに関連してロシアの声の評論委員は、次のようにコメントしている。
北朝鮮は1970年から80代に工作員によって、日本人が拉致された事件に関
して新たに調査を実施することに合意した。
すでに明らかになっているように、北朝鮮は拉致されていた日本人の一部を
日本へ帰国させている。
しかし日本政府は、この拉致された日本人の数は遥かに多いと考えている。

良く知られているように、まさにこの問題が長年の間、日本と北朝鮮の間を悪
化させる主な原因となっていた。
北朝鮮が拡大する緊張状態を緩和しようと努力すれば、日本政府側は北朝鮮
に対する一連の制裁を解除する用意がある。
明らかになっている限りでは先ず第一に、日本の全ての港で北朝鮮の船舶の
寄航禁止という制裁が解除される予定だ。
日本はすでに2006年10月に、北朝鮮と貿易を行うための自国の港を完全に封
鎖していた。

しかしこの厳しい制裁が今後は解除されるものと見られている。
これは北朝鮮の経済状態の向上に、好意的な影響を及ぼしている。
また人道分野での制裁を含む、その他の制裁も解除されることが期待されてい
た。

この様に日本と北朝鮮は両国の相互関係改善への、期待を呼び起こすような重
要な行動を合意したのだ。
この両国の相互関係改善への傾向か、両国共に見られるということが重要なこ
とだ。
しかし残念なことにこの傾向は、日朝関係の全ての側面で見られるということで
はない。
日本の町村官房長官によると、現在のところ日本政府は北朝鮮の核プログラム
放棄に関する措置と引き換えに、北朝鮮への支援供与を開始する意向は無い。
これは一体何故なのだろうか。
日本側の見解によると、こういった北朝鮮の措置は自国の立場を見直した日本
政府が、自国の外国政策における二つの方向性を、これ以上混同しないように
するには不十分なようなのだ。

この二つの成功と言うのは、つまり両国の対立を解決することと、そして朝鮮半
島の核問題のような、重要な国際問題を解決するために全力を尽くしていくと言
うことなのだ。

北朝鮮 対日謀略白書―金正日が送り込む特殊工作員
によるスパイ活動全記録


恵谷 治
小学館


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6月17日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

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