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世界は北の核と共存を習得すべき(2)

2013-02-28 | ラジオ
これはつまり、外の世界は不可避要因と折り合うしかなく、北朝鮮は完全な核ミサイル大国になり、次に近未来もその状態が保たれるだろうということを認めざるをえないというわけだ。
ロシアも含め近隣諸国にとってはいいことは何もない。しかしながら昔の叡智を思い起こせば、力で変えようのないことは受け入れざるを得ないのだ。
それでもこれは国際社会が核ミサイル問題について、北との対話を全く行なわなくてもいいという訳ではない。核大国へ変貌しようとする北朝鮮にストップをかけることはできないが、このプロセスを遅らせ、国を統制化に置くことはほぼ可能だ。

北朝鮮は再三にわたり、いかなる状況になっても核兵器を退けることはないと断言してきた。しかしこうしたなかでも、北は自国の核ミサイルポテンシャルを制限する交渉には臨む姿勢を見せている。
別の表現をすれば北の核ミサイルプログラムを凍結し、キーとなる核施設に対しコントロールを布くための合意を取り付けることは可能だ。その交換条件として恐らく要求されるのは、多額の経済援じゃや地政学上のプレーヤー側から政治的譲歩を迫られるといことだろう。
この合意は高くつくには違いない。北朝鮮はただで何かを渡すことはないからだ。ただしこのケースでは取引は十分的を得ており、互恵的な妥協点が見いだされることも例外ではない。
もちろん、この妥協は根拠のある反対を少なからず呼ぶだろうが、それでも現在これに代わるものはおそろくない。
我々がそれをいいと思うか否かに関わらず、世界は北朝鮮の核と共存を図る方法を会得せねばならないという不可避な結末を飲むときが来た訳だ。

多額の経済えんじゃ???
それでも現在これに代わるものはおそろくない
以上が、ベテラン女性アナウンサー発した言葉

北朝鮮 14号管理所からの脱出
クリエーター情報なし
白水社

2月22日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル