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●ＹＫＫＡＰ、耐火性高めた樹脂サッシ

　ＹＫＫＡＰ（東京・千代田、吉田忠裕社長）は11月１日に北海道と東北で、集合住宅用の樹脂サッシ「アールズアロ」を発売する。樹脂サッシは断熱性は高い半面、アルミサッシに比べて耐火性能の低さが弱点だったが、サッシの内部に鉛を入れることなどで性能を向上させた。
　寒冷地の集合住宅では室外側に熱に強いアルミサッシ、室内側に樹脂サッシの二重窓を採用するケースが多い。防火性能を高めたことで樹脂サッシ１枚でも設置できるため、開け閉めが簡便になる。扉型と引き戸型の２種類、サッシの色は白と銀を用意した。
　価格は扉型が幅50センチ×高さ120センチで５万5,965円から、引き戸型が幅200センチ×高さ200センチで11万2,665円から。販売目標は来年度２億2,000万円。


●全国人気マンション、パークシティ武蔵小杉が１位

　不動産情報サイトを運営するネクスト（東京・中央、井上高志社長）は10日、「2007年上半期　人気マンションランキング」を発表した。１位は「パークシティ武蔵小杉」（川崎市）だった。人気上位の物件は大規模・超高層で共用施設が充実していることが共通していた。
　ランキングは１月１日から６月30日の間に同社のサイト「新築ホームズ」で掲載した3,481物件を対象に閲覧数を集計した。パークシティ武蔵小杉は昨年の年間ランキングでも１位だった。

[7月11日/日経産業新聞]