リスタートのブログ

住宅関連の文章を載せていましたが、メーカーとの付き合いがなくなったのでオヤジのひとり言に内容を変えました。

最新の住宅ニュースから

2008-04-09 07:15:00 | 家づくり
信越化学、ガラスが汚れにくい建築用シール材発売

 信越化学工業は、ガラスの施工などに使い接合部周辺でもガラス表面が汚れにくくした建築用シリコーン製シール材「シーラントマスター300LS」を発売した。従来、つなぎ目から外部にしみ出してチリやホコリを吸着していた成分「不活性シリコーンオイル」の使用量をできる限り抑え、ガラスを汚れにくくした。
 カーテンウオールや天窓のガラス取り付けなどで、ガラス同士やガラスとサッシの接着部に使う。ガラスや金属のほか、通常はくっつきにくいアクリル電着やフッ素樹脂の塗装などでも接着しやすいという。地震や強風の際の耐性も高めた。価格は330ミリリットル入りで1,680円。


積水ハウス、共有部分と分離部分使い分けた二世帯住宅「シェアウィズ」を発売

 積水ハウスは、共有と分離をバランスよく使い分けた二世帯住宅「シェアウィズ」を発売する。二世帯住宅の潜在的なニーズの掘り起こしを狙う。

 40項目の設計アイデアをもとに、顧客に合わせたきめ細かなコンサルティングを行い、親世帯と子世帯でそれぞれこだわりたい部分、プライバシーを尊重したいところは分離し、一緒に使える部分は共有することを提案する。
 たとえば使用時間帯が家族で重なりがちな洗面所と浴室の間に専用の脱衣室を設けるなど、生活スタイルに合わせた提案を行っていく。


夏冬の結露を同時に防ぐ”インテリジェント”調湿シート

  NPO法人・外断熱推進会議が主催した講演会でプロクリマ社(ドイツ)のロタール・モル社長は、空気中の湿度に応じて透湿抵抗値を変えることで、異なる原因で起こる夏冬の壁内結露を同時に予防する”インテリジェント”な透湿シート「インテロ」を披露した。
 
 製品はポリエチレンコポリマ製で、空気中の湿度に応じて透湿抵抗値を適合させる。冬期には透湿抵抗が高く、夏期には透湿抵抗が低くなる性能を持つのが特徴。冬季と夏季との透湿密度の差は40倍になる。

 壁や屋根の断熱材の内側に施工する。空気中の湿度が低くなる冬期には、透湿抵抗値を高め、室内の湿気が壁内に侵入するのを遮断。空気中の湿度が高くなる夏期には、低い透湿抵抗によって屋外の湿気を壁内を通して室内へと逃がすことができる。
 モル社長は講演で、建築物の壁内環境をシュミレーションできる専用ソフト「WUFI(ヴーフィ)」では、東京・福岡の木造住宅の壁と屋根で低湿度を保つことを披露。温暖湿潤な日本の気候での製品の効果を強調した。