リスタートのブログ

住宅関連の文章を載せていましたが、メーカーとの付き合いがなくなったのでオヤジのひとり言に内容を変えました。

最新の住宅ニュースから

2008-04-10 08:06:36 | 家づくり
トヨタホーム、60年保証の住宅・省エネ性能も強化

 トヨタホーム(名古屋市)は、最長60年の保証をつけた長寿命住宅「シンセ・カーダ モード」を26日に発売する。鉄骨の細部までさびを防ぐ塗装をしたほか、125ミリメートル角の太い鉄柱を使って耐震性を高め、長く住める家を目指した。

 高性能な断熱材を使用したり、施錠した状態で風を通すブラインドシャッターを採用したりして、空調に使うエネルギーを減らせるようにした。ヒートポンプ式給湯器「エコキュート」の採用などとあわせ、1990年以前の一般的な住宅に比べて二酸化炭素の排出量を約半分に抑えられる計算という。

 価格は延べ床面積140.89平方メートルの基本プランで、3.3平方メートル当たり56万8,000円。年間200戸の販売を目指す。


3月 建設業の倒産 前年同月比27.4%増

 帝国データバンクが発表した3月の全国の企業倒産件数は、前年同月比23.0%増の1,127件だった。3ヵ月連続で前年同月に比べ増加している。うち建設業の倒産は307件で前年同月比で27.4%増、過去最多の2007年10月に迫る水準だった。


4月災害復興住宅融資 引き上げ

 住宅金融支援機構は、4月11日以降の申し込み分から災害復興住宅融資の金利を引き上げる。

 個人向け基本融資は、現行の1.9%から2.0%に引き下げる。事業者向け基本融資も現行の1.7%から1.8%に引き上げる。


カネシン、ビスだけで柱と横架材の接合を補強する金物を発売

 カネシンは、柱と横架材などを補強する際にビスのみで施工できる金物「ビッグコーナー15」を4月1日に発売した。
 柱と横架材などの接合に使用し、座金付きボルト・両ネジボルトがいらないため既存住宅などの耐震補強にも使いやすい。引張耐力は16.2kN。


最新の住宅ニュースから

2008-04-09 07:15:00 | 家づくり
信越化学、ガラスが汚れにくい建築用シール材発売

 信越化学工業は、ガラスの施工などに使い接合部周辺でもガラス表面が汚れにくくした建築用シリコーン製シール材「シーラントマスター300LS」を発売した。従来、つなぎ目から外部にしみ出してチリやホコリを吸着していた成分「不活性シリコーンオイル」の使用量をできる限り抑え、ガラスを汚れにくくした。
 カーテンウオールや天窓のガラス取り付けなどで、ガラス同士やガラスとサッシの接着部に使う。ガラスや金属のほか、通常はくっつきにくいアクリル電着やフッ素樹脂の塗装などでも接着しやすいという。地震や強風の際の耐性も高めた。価格は330ミリリットル入りで1,680円。


積水ハウス、共有部分と分離部分使い分けた二世帯住宅「シェアウィズ」を発売

 積水ハウスは、共有と分離をバランスよく使い分けた二世帯住宅「シェアウィズ」を発売する。二世帯住宅の潜在的なニーズの掘り起こしを狙う。

 40項目の設計アイデアをもとに、顧客に合わせたきめ細かなコンサルティングを行い、親世帯と子世帯でそれぞれこだわりたい部分、プライバシーを尊重したいところは分離し、一緒に使える部分は共有することを提案する。
 たとえば使用時間帯が家族で重なりがちな洗面所と浴室の間に専用の脱衣室を設けるなど、生活スタイルに合わせた提案を行っていく。


夏冬の結露を同時に防ぐ”インテリジェント”調湿シート

  NPO法人・外断熱推進会議が主催した講演会でプロクリマ社(ドイツ)のロタール・モル社長は、空気中の湿度に応じて透湿抵抗値を変えることで、異なる原因で起こる夏冬の壁内結露を同時に予防する”インテリジェント”な透湿シート「インテロ」を披露した。
 
 製品はポリエチレンコポリマ製で、空気中の湿度に応じて透湿抵抗値を適合させる。冬期には透湿抵抗が高く、夏期には透湿抵抗が低くなる性能を持つのが特徴。冬季と夏季との透湿密度の差は40倍になる。

 壁や屋根の断熱材の内側に施工する。空気中の湿度が低くなる冬期には、透湿抵抗値を高め、室内の湿気が壁内に侵入するのを遮断。空気中の湿度が高くなる夏期には、低い透湿抵抗によって屋外の湿気を壁内を通して室内へと逃がすことができる。
 モル社長は講演で、建築物の壁内環境をシュミレーションできる専用ソフト「WUFI(ヴーフィ)」では、東京・福岡の木造住宅の壁と屋根で低湿度を保つことを披露。温暖湿潤な日本の気候での製品の効果を強調した。


最新の住宅ニュースから

2008-04-08 07:39:51 | 家づくり
積水化学、雨といを15%程度値上げ・住宅用断熱材も10%

 積水化学工業は7日、雨といと関連製品約30シリーズの価格を7月1日出荷分から15%程度引き上げると発表した。フェノール樹脂を用いた住宅用断熱材「フェノバボード」6種類の価格も5月1日出荷分から10%引き上げる。

 原材料の塩化ビニル樹脂やフェノール樹脂、鋼材などの価格が高騰しているため、製品値上げに踏み切る。
 フェノバボードは幅910ミリメートル、長さ1,820ミリ、厚さ40ミリの場合に、4,000円から4,400円になるという。


不動産投信、資金調達に急ブレーキ・昨年度、増資2年で半減

 不動産投資信託(REIT)の市場からの資金調達に急ブレーキがかかっている。2007年度の投資証券(株式会社の株式に相当)の発行を伴う資金調達は約5,000億円と06年度比36%減。ピークの05年度のほぼ半分に落ち込んだ。米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題による世界的な信用収縮で不動産投資マネーが細り、新規上場の見送りも相次いでいる。

 東京証券取引所などに上場するREIT42銘柄の昨年度の公募増資と第三者割当増資の合計額は2年連続で減った。昨年度の上場も三菱商事・UBS系の産業ファンドの1件(06年度9件)のみで、01年の市場開設以来最も少ない。米保険大手AIG系のREITが上場を見送ったほか、上場を延期した長谷工コーポレーション系のREITは解散に追い込まれた。

[4月7日/日本経済新聞 夕刊]


JIO、東京地区を3支店体制に拡充

 日本住宅保証検査機構(JIO)は、4月1日付けで東京地区を3支店体制に拡充した。これにより、全国では23支店体制となった。

 これまでは「東京支店」と「多摩支店」の2支店体制で対応していたが、従来の東京支店所在地を「東京第一支店」とし、新たに「東京第二支店」を東京杉並区に開設し、23区を東西に分けて担当地域を分割した。
 担当地域は以下の通り。

東京第一支店/足立区、葛飾区、荒川区、江戸川区、墨田区、江東区、台東区、港区、中央区、千代田区、新宿区、渋谷区
東京第二支店/練馬区、世田谷区、杉並区、目黒区、品川区、大田区、文京区、北区、豊島区、板橋区、中野区


松下電工、パワフル高圧タイプなど「エコキュート」を18機種を発売

 松下電工は、戸建て住宅の3階でも風呂やシャワーが快適に利用できるパワフル高圧給湯タイプをはじめ18機種の自然冷媒ヒートポンプ給湯機「エコキュート」を2008年7月1日から発売する。

 今回発売のパワフル高圧タイプは、貯湯ユニットのタンクを高耐圧設計にすることで、2ヵ所同時使用や断続使用でも湯量、湯温の安定した状態を保つことができる。


最新の住宅ニュースから

2008-04-07 07:18:44 | 家づくり
INAX、洗面化粧台を好みの部材で

 INAXは鏡や扉の種類を増やし、部材の選択の幅を広げた洗面化粧台「オフト」を発売した。化粧台正面の鏡は高さ1メートル85センチと1メートル78センチの2種類を用意。天井の高さに合わせ、柔軟に化粧台のサイズを変えることができる。収納の扉も茶やベージュ系などの3色を追加した。

 洗面化粧台の照明は、蛍光灯と白熱灯の2種類から選べる。鏡の左右の空間に収納を確保し、コップやブラシを引っかけるフックを今回新たに採用した。価格は6万8,040円から。発売から1年後に月間1万2,000台の販売を見込む。

[4月7日/日経産業新聞]


松下電工、天井や壁面に柔らかな間接光の照明器具

 松下電工は21日から住宅向けに間接照明を楽しめるシーリングライト「アンビルーチェ」を発売する。照明器具のランプ上部を開放し、天井や壁面に光を反射させて落ち着いた間接光を部屋全体に広げる。

 デザインの違いで3タイプをそろえた。「クアドリオ」は、木枠のフレームと銀色のパネルを使った。やわらかな間接光で照らし、リビングや寝室などに落ち着いた雰囲気を出す。ランプには1万6,000時間と長寿命が特長の「ツインパルックプレミア蛍光灯」を採用した。

[4月7日/日経産業新聞]


メディアスクエア、マンション購入者向けサイト開設・交流機能も

 ウェブサイト制作のメディアスクエア(東京・新宿、大川拓也社長)は新築マンションの購入検討者向けのサイト「bery(ベリー)」を開設した。マンションの情報検索と、購入者同士が情報を交換する交流機能を組み合わせた。登録は無料でサイトに掲載する広告を収入源にする。

 システム開発のネイブコミュニケーションズ(埼玉県川越市)と共同で展開する。交流機能は携帯電話でも利用できる。物件の広告やモデルルームを見ただけではわからない情報の入手に役立ててもらう。当初は試験サービスとして提供。コンテンツや機能を順次強化し、7月をめどに本格稼働させる。

[4月7日/日経産業新聞]


腰壁と外壁躯体壁の取り合い部からの雨水浸入を防止するカバー

 クワザワは、木造住宅のバルコニーの腰壁と外壁躯体壁の取り合い部からの雨水浸入を防止する3次元一体成型防水カバー「スパット」を発売した。

 EPDM(合成ゴム)を3次元一体成型したもので、耐候性、耐寒性、反発弾性に優れ、長期間にわたって防水性を確保できるという。施工は取り合い部にはめこみ、商品表面に記した「☆」印のところをタッカーでとめるだけ。
 価格は1枚3,500円。


最新の住宅ニュースから

2008-04-05 11:09:36 | 家づくり
アールシーコア、将来の買い取り保証付きの新築戸建て住宅

 ログハウスの建築を手がけるアールシーコアは3日、買い取り保証をつけた新築の戸建て住宅を発売すると発表した。住宅ローンなどを手がける日本モーゲージサービス(東京・港)と組み、顧客が将来、住み替えなどのため住宅を売却したいと考えた場合に買い手を仲介する仕組み。新築住宅の販売時に買い取りを保証するのは珍しい。

 買い取り保証の対象は、東京都八王子市や神奈川県横須賀市など全国4カ所で開発中の建売戸建て住宅計40戸。2008年度中に順次完成する見込み。買い取りを約束することで、住宅を買いやすくするのが狙い。

[4月4日/日経産業新聞]


景気動向は悪化 不動産は8ヵ月連続悪化幅1ポイント超

 帝国データバンクが4月3日に発表した3月の景気動向指数(景気DI:0~100、50が判断の分かれ目)は、前月比0.5ポイント減の35.6で、2ヵ月ぶりに悪化した。

 うち不動産業は米サブプライム問題の深刻化などで1.5ポイント減の34.6。8ヵ月連続で悪化幅1ポイント超と急落が続いている。建設業は29.3と前月比0.4ポイント減。


首都圏新築マンション 8割以上がペット飼育可

 首都圏のペット飼育可能な新築マンションの普及率が8割を超えたことが、不動産経済研究所が4月3日発表した調査結果で明らかになった。

 調査によると、2007年1年間に供給されたペット可マンションは5万2,578戸で、戸数ベースでは5.3%減少したものの、普及率は11.7ポイント上昇の86.2%となり、調査開始以来初めて8割を超えた。都県別の普及率トップは千葉県の93.2%だった。

 足洗い場などペット向けの設備を備えたマンションは、3万189戸で普及率は57.4%。普及率、戸数とも前年を下回ったが、単一設備だけでなく複合的な設備を備えるマンションは増えているという。