ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

【人工股関節置換】手術から4カ月経過 できることが増えました

2020-10-12 21:08:20 | 人工股関節

【人工股関節置換】入院中のヒマの潰し方(笑)  から続きます

 

6月に受けた左の股関節置換手術から4カ月が経過しました。

術後3カ月くらいで、色々と元に戻ってくる、と言われていましたが、そうなったこともあり、まだ戻らないこともありますので、紹介します。

 

 

自転車に乗る

3カ月でも乗れましたが、だいぶ安定してきました。

調子がよければ、以前のようにサッと乗り、サッと降りたりできます。

が、ペダルを漕ぐ際に大腿骨に力を入れると、痛みが出ることがあります。

一時停止からの再スタートではモタモタするし、まだまだ以前のような俊敏な動きができず、交通量の多い道路では不安があります。

 

椅子からのスムーズな立ち上がり

サッとすぐに立ち上がれるようになりました。

そのおかげで、トイレの便座に座る際、立ち上がる際に、手すりを使わなくて済みます。

以前は、注意しながら、よっこいしょ、という感じでしたから(笑)

 

ある程度長い時間の正座

昨年末に右膝の半月板手術をしたので、膝の痛みで正座ができませんでした。

人工股関節の手術後、正座は取ってOKな体勢でしたが、膝の問題でなかなかできず、でも、このところは膝の調子がいいので、よく正座してます。

人工股関節の手術後、左の太ももの前面が引きつる感じがあり、そのせいでも正座が辛かったのですが、今なら1回30分くらいなら継続して正座できるようになりました。

正座ができるようになると、入浴も楽になります。

 

片足立ち

片足立ちはその前からできていますが、手術した左足のみで立つと、上半身が左側に大きく傾いてしまいます。

その傾きが、だいぶ小さくなってきました。

 

階段の昇り降り

基本的にはできますが、大腿骨や膝が痛い時は、昇る時がかなり辛いです。

脚を交互に運べず、1段ずつ、ということもしょっちゅうあります。

 

左右の脚の長さの違和感と左のしびれ

手術後、それまでは短かった左脚の方が長く感じていて、両足で立つ際には足幅を広げないと立てませんでした。

が、経過とともに、だんだんと左右の足を近づけて立てるようになり、今は両足をピタッと付けて立つことができます。

とはいえ、やっぱり、左脚が少し突っ張る感じはあります。

左の膝回り、足首、足の甲、お尻の筋肉の軽いしびれも残っています。

でも、この左右の長さの違う違和感もしびれも、日々薄らいできていますので、そのうち気にならなくなってくるでしょうか。

 

杖を使わない外出

近所のスーパーなどに行く時は、もう杖は使いません。

バスに乗る時も杖なしです。

先日は、都内の混雑駅の利用も杖なしでなんとか大丈夫でした。

ただし、押されたり、ぶつかられたりするのは怖いので、「ヘルプマーク」をバッグに付けてます。

 

ひょこひょこ歩き

左右の脚の長さの違いと、片足立ちの不安定さのせいで、杖なしで歩くと、左脚が軸足の時に左側に身体が傾きます。右脚が軸足の時は身体がまっすぐに戻りますので、歩くたびに、上半身が左ーまっすぐー左ーまっすぐ、と動きます。

左側の筋力の問題があるそうです。

鍛えないと!と思ってリハビリを頑張ると、変なところに力が入ってしまうのか、太もも前面左側の筋が痛くなってしまいます。

その痛みに伴い、左の膝の内側に力が入って痛くなり、膝を曲げるとパキパキと音が出ます。

要は、筋肉痛&膝痛を起こさないように鍛える、ということなのですが、なかなか加減が難しいですね。

 

 

ということで、手術から4カ月が過ぎ、スムーズにできることが増えてきました。

が、靴下を履いたり、スリムなパンツを脱いだりなど、衣服の着脱は、日によって苦労することがあります。

 

医師は、目安は術後3カ月、と言っていましたが、4カ月が過ぎても、まだ完全には戻らないものなんですね。

私は左の方が元々短く、今回の手術で長さを揃えたため、どうしても術後の左右の長さに違和感を感じてしまいますが、長さを揃えていない方は、もしかしたら、もう少し早く快復が進むかもしれません。

 

来月は、術後5カ月のCT撮影、診察があります。

さて、あと1カ月でどれだけ変化があるでしょうか。

 

今日の晩酌 -まず1本飲みます

 

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【人工股関節置換】入院中のヒマの潰し方(笑)

2020-09-25 23:47:18 | 人工股関節

【人工股関節置換】長い間続いたふくらはぎのむくみで気付いた尿との関係 から続きます

 

入院を経験したことがある方は、入院中にすることがなく、ヒマを弄んでしまったことがおありでしょう。

私の手術箇所は股関節で、自由に歩けないだけなので、入院していてもヒマだろうなぁと思っていました。

 

そこで、ヒマつぶしのために、いくつか用意していきました。

 

まずは、お肌のお手入れグッズ(笑)

試そうと思って用意していた化粧品を持参し、普段よりも時間をかけて塗り込みました

入院中はメイクはNGですので、1日中スッピンです。

ノーメイクでお肌に負担がかからない上、お手入れの時間がたっぷりあり、消灯時間も早いとくれば、退院時にはお肌ピカピカが期待できそうじゃないですか?

男性の方も、この機会に、お肌&ボディのお手入れをしてみては?(笑)

 

普段読めない本を持参し、読書するという手もあります。

が、あまり根を詰めて読むのはよくないので、買ったまま読んでいなかった雑誌だとか、少しゆるめのものの方がいいかもしれません。

私も女性誌を持参し、ファッションのページだとかメイクのページをのんびり眺めていました。

 

手術後、歩けるようになってくると、決められたスケジュールのリハビリだけでなく、自分でもフロア内を歩いたり、また、病棟を移動して売店まで出かけたりしました。

自主的に動くのは気分転換にもなりますし、けっこう時間がかかるものです。

 

自由に動けるようになってからの楽しみは、売店で買うコーヒーとおやつ 

 

テレビもよく観ました。

私が入院した病室は差額ベッドの部屋で、TVはフリーで観ることができました。

朝昼夕のニュース、ワイドショーをはじめ、夜のゴールデンタイムの番組も観ていました。

が、夜は意外と時間がなく、夕食後、顔を洗ったり、歯磨きをしたり、お肌のお手入れをしたりで、あっという間に消灯の21時になってしまいます。

 

TVを観る際は、イヤホン必須です。

これは、どこの病院でも同じです。

イヤホンは自分で持参するのですが、コードは長い方がおすすめです。

普通は2メートルの長さだと思いますが、2メートルだと、TVに近い場所からじゃないと観られません。

ベッドに横になったり、好きな体勢で観るには、3、4メートルのコードの長さのものを用意しておくといいと思います。

 

コードが長いものは、イヤホンだけでなく、充電用のUSBケーブルも同様です。

私は普段から自室で長いUSBケーブルを使っているので、それを持参しました。

自分のベッドサイドには電源プラグは必ずあるはずですが、変な場所にあるかもしれませんので、コード類は長い方がオススメです。

 

今の時代のヒマつぶしのお供は、やっぱりスマホでしょうか

スマホ持ちでない私は、愛用のガラケー(ガラホ)と、iPod、iPadの3アイテムを持参しました。

当初、自前のwifiルーターとフリーsimカードでwifi接続しようと試みましたが、simカードの設定がまったくダメダメで使えませんでした。

でも、院内の1階待合には病院のフリーwifiが使えるので、それでしのぐしかないと思っていました。

しかし、コミュニケーションルームの貼り紙で病棟内のフリーwifiがあることを知ってからは、iPadが大活躍しました。

 

iPadのメモ帳機能を使い、入院日記を書き、食事の写真を撮り、献立を記録しました。

日記の内容は、けっこう細かいです。

朝の何時に回診があり、リハビリの時間と内容などなど、細かく書いていると、けっこう時間が取られます。

でも、入院中の日記は、簡単でもいいので、メモしておくことをオススメします。

後々、役に立つはずです。

私の場合、iPadに書いていた入院中の記録を基に、ブログにリポートを書いていますから(笑)

 

iPodもwifi接続できるので、枕元に置いておくと、夜中や明け方などにチョコチョコっと使えました。

 

ガラホはワンセグでTVが観られるので、消灯後でもニュースを確認してましたし、昨年末に入院した病院はTVフリーではなかったので、ガラホでTV観てました(笑)

 

本来は、消灯後はすべてオフにして寝なくちゃいけないんですが、さすがに夜9時には寝られません

昼間に寝てしまうと夜寝られなくなるので、昼は寝ないようにしていました。

が、それでも、夜9時には寝られず、羊でも数えようかしら…と考えるほど(笑)

 

ですので、入院前に早寝早起きの習慣をつけておくといいと思います。

現実的には、夜9時に寝る習慣は難しいとは思いますが。

 

ということで、入院日記を書いたり、ブログ記事を書いてアップしたり、自主リハビリであちこち歩き回ったりしていたので、私の場合は意外と忙しい入院生活で、ヒマという感じではありませんでした。

 

ヒマつぶしのイチオシは、やはり、記録として役立つ「入院日記」です。

よかったら、参考にしてください

 

 

 

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【人工股関節置換】長い間続いたふくらはぎのむくみで気付いた尿との関係

2020-09-22 23:55:54 | 人工股関節

【人工股関節置換】退院から3カ月 膝周辺が痛い理由は…  から続きます

 

今回は「尿」の話になりますので、イヤな方はスルーしてください。

 

左の股関節を人工関節に置き換える手術をしたのに、左膝まわりとふくらはぎ、足首や足の甲までむくみ、内出血まであって見苦しい状態になっていましたが、術後2カ月を過ぎたあたりから、足の見た目の状態が元に戻ってきました。

 

退院直後の悲惨な状態

 

ですが、朝のうちはよくても、夕方になってくるにしたがって、ふくらはぎがどーんと太くなってくるんです。

この症状は、そう、「むくみ」です。

 

入院中からのむくみが、やっと引いてくれたのに、夕方になるとまたむくむ、というのはイヤなものです。

どうにかならないかと色々と調べていくうちに、「むくみ」に関連する「尿」のことが引っ掛かってきました。

 

入院中は、たくさん水分をとるように言われていたので、ペットボトルの麦茶などを頻繁に飲んでいました。

そのおかげで、トイレに行く回数が増え、夜間にも何回か行くようになりました。

入院前は、私は夜間にトイレに行くことはなく、いわゆる「夜間頻尿」ではありませんでしたが、入院中のトイレの回数が増えたのは、これは仕方ありません。

 

が、退院して家で生活するようになると、夜中のトイレに起きるようになってしまったんです。

入院時の習慣が残ってしまった?

 

それでも、1カ月もしないうちに、夜間に目が覚めてトイレに行くことは少なくなってきましたが、トイレに行かなくなった代わりに、朝起きた時にトイレに行ったときの尿量がとても多いんです。

入浴後、寝る前に飲んでいる水分のせいなのかと思い、夜の水分摂取を控えてみても、なんでこんなに水分が残っているわけ?とビックリするほどの量の尿が出ます。

 

調べてみると、尿は「むくみ」と関係があることがわかりました。

夕方になるとふくらはぎがむくむのは、体内の余分な水分がふくらはぎに下りてくるのは知っていました。

むくみが翌朝に解消されるのは、たまっていたふくらはぎの水分が血管に戻り、余剰水分が別の場所に移動するからです。その場所が膀胱で、膀胱から体外に排出されるというわけです。

口から水分を摂取していないにもかかわらず、尿がつくられてしまうのは、ふくらはぎの「むくみ」のせいだったんですね…

このしくみを知って、ようやく合点がいきました。

 

であれば、「むくみ」が出ないようにすればいいわけです。

もし、むくみが出てしまったら、夕食後、横になって足を心臓より高く上げて(クッションなどを使って)15分ほどそのままでいるといいそうです。

夕食後なのは、むくみが取れるには数時間かかるからだそうで、寝る直前だと効果がないため、夕食後の時間帯がおすすめだとか。

 

私はいま、家での自主リハビリをちょこちょこやっているせいか、むくみ自体も少なくなってきました。

それに伴い、朝起きた時にトイレに行っても、尿量はごく普通になってきました(笑)

 

今回は、手術後の目に見えるむくみがあったから気が付きましたけれど、これまでの生活の中では、むくみと尿の量がつながっているとはまったく知りませんでした。

 

そんなに水分とっていないのにトイレが近い、夜中にトイレに起きる、という方は、「むくみ」対策をしてみるといいかもしれません。

 

以上、今回は「尿」対策でした 

 

 

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【人工股関節置換】退院から3カ月 膝周辺が痛い理由は…

2020-09-21 22:35:03 | 人工股関節

【人工股関節置換】手術から3カ月が経過  ー補足 から続きます

 

手術から3カ月が過ぎ、退院からも3カ月が過ぎました。

通所でのリハビリも術後3カ月で終了し、自宅での自主リハビリになりました。

 

今は、地道にリハビリをする日々ですが、このところ手術した左側の膝が痛くて、足が上がらないことがよくあります。

膝まわりが痛くて、また、膝上の大腿骨?外側が引きつれる感じがあり、膝を曲げ伸ばしすると、パキン、パキンとよく音を立てます。

 

思い当たることといえば、このところ、近場を歩く時は杖を使わないため、おそらく何らかの負荷がかかっているのだと思います。

杖を使わないで歩くと、まだ身体が傾いてしまいますので。

 

電車に乗って長い距離を移動する場合は、いまもまだ杖を使っていますが、痛みが強い時には、近場でもまだ少し杖の力を借りた方がいいのかもしれないですね。

 

 

筋力がまだ戻ってきていないと医師は言っていましたが、それは自転車に乗るとよくわかります。

ペダルを漕ごうとすると、すぐには力が入りません。

左の膝まわりが痛くなります。

 

漕いでいるとだんだん慣れてきますが、以前と比べて脚力が落ちたのをひしひしと感じます。

それでも、自転車に乗る機会を増やしていくうちに、前回よりは少しだけラクに漕げるようになってきたように思います。

 

自転車漕ぎもリハビリになっているようです。

涼しくなってきたし、雨の日以外は、毎日乗ってみようかしらね?

 

我が家の柿で作った自家製干し柿も、これを食べたら残り1個。

干し柿作りは手間がかかる作業なので、今年はどうしようか悩み中 (笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【人工股関節置換】手術から3カ月が経過  ー補足

2020-09-14 18:20:15 | 人工股関節

【人工股関節置換】手術から3カ月が経過しました  からの続きです

 

手術から3カ月が過ぎた現在の手術痕の様子と、日常生活を補足で紹介します。

 

まず、手術痕です。

手術したのは左の股関節ですので、左の腰骨の下5cmあたりを、身体の側面に沿うように約20cm切開されました。

一直線ではなく、お尻のほっぺたが終点になるように、途中からカーブを描いています。

かなり長く、切開した痕がケロイド化しやすい体質の私にとって、これは気になります。

 

そこで、ケロイド化を防止するための保護テープを医師から教えてもらい、「3カ月くらいまで貼ってみてください」と言われた通りに貼ってきました。

が、私はテープにかぶれやすい体質でもあり、テープをずっと貼っていると、テープの形に赤くなってしまいますので、かぶれてると思った時は、貼るのをやめてました。

 

そんなこんなで3カ月が経過した手術痕は、もちろん、まだ赤みは残っていますが、赤みが薄らいだ部分もあります。

切開したラインの太さも、昔の手術痕と比べると、細いんです。

使用したメスの性能が上がってる?

それとも、やっぱり、保護テープ効果?

半年、1年…と経過すると、また違いが見えてくるかもしれませんね。

 

[参考] 手術の傷痕&保護テープ情報 → コチラ

 

手術痕は存在感がありますので、水着になると、かなり目立つと思います。

パレオ付きの水着や、ショートパンツ型+ブラの水着なら安心です。

太ももが出るタイプの水着を着たいなら、保護テープを貼るといいと思います。

上で紹介している保護テープは肌色なので、目立ちません。

水にも強く、はがれませんので、傷隠しにはオススメです。

 

温泉やスポーツ施設などでも、太ももを出す機会があると思いますが、その時も保護テープを活用するといいと思います。

 

手術痕の痛みは、すでにありません。

手術痕のある側面を下にして横になろうとすると、最初の頃は傷痕が痛くてできませんでしたが、だんだんと気にならなくなってきます。

 

でも、外出時に、他人にぶつかられるのは怖いです。

スーパーなどで、店内を駆け回っている子どもがガツンとぶつかってきたらと思うと、ヒヤヒヤします。

 

 

以前、紹介したヘルプマークは、バスで病院に行くときには付けていますが、近所のスーパーへの買い物には付けていません。

車で行くことが多く、店内ではショッピングカートを使うので、ヘルプマークを持たなくてもいいかなと思っていますが、心配な方は、常時、身に付けているといいでしょう。

 

 

ヘルプマークにはベルトがついていますが、これがとても取り外ししにくいので、私はカラビナを付けてます。

カラビナは色々なサイズがあるので、いくつか持っているといいでしょう。

私は、以前、100均で買ったカラビナを持っていたので、それを活用しています。

バスや電車に乗る時は、交通系カードを入れるパスケースを使っているので、伸びるリール(写真右)をパスケースに付け、ヘルプマーク+カラビナも一緒に通してバッグに付けています。

カラビナは取り外しがワンタッチでできるので、便利ですよ。

 

私の次のステップは、ヘルプマークを携帯するけれど、表に出さずにバスや電車に乗れること、でしょうか。

まだもうちょっとお世話になるとは思いますが

 

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【人工股関節置換】手術から3カ月が経過しました

2020-09-13 21:06:46 | 人工股関節

【人工股関節置換】今日はリハビリの最終日でした  から続きます

 

6月の左股関節の人工関節置換手術から3カ月経過ということで、医師の診察がありました。

 

3カ月後の私の状態は、

杖なしで歩くと、少し上下に揺れる感じです。

片足立ちはできますが、左足で立つと、上半身が少し左に傾いてしまいます。

 

診察の前にレントゲンを撮影し、いざ診察に臨みました。

退院時と比べると、股関節の可動域も広くなりましたが、まだ、骨盤と切り離した動きがきちんとできていないそうです。

その原因は、骨盤のゆがみが大きいからとのこと。

 

そこで、手術前のレントゲン写真を見せられたのですが、骨盤が左下方向に落ち込む形でゆがみ、それに伴い、背骨がS字に湾曲していました。

これは酷い!

 

手術前は、左脚が2㎝ほど短い状態でしたので、左右のバランスを取るために、自然と身体を傾けていたわけです。

それが最初の手術をした3、4歳のこども時代からですから、数十年も続いてます。

 

今回の手術では、人工関節を入れ、左右の脚の長さを同じにしました。

しかし、骨盤は傾いたままですから、左脚の方が長く感じます。

それを図解にしてみました。

 

 

実際、手術後、初めて自分の足で立った時は、左脚がとても長く感じ、大きな違和感がありました。

足を閉じることができず、肩幅くらいに開いていないと、左の大腿骨付近が突っ張って、立っていられませんでした。

 

リハビリが進むにつれ、左右の脚の長さの違和感はだんだんと少なくなってきましたが、術後3カ月が過ぎた今でも、足を閉じることはできるようにはなりましたけれど、左側が少し突っ張る感じが残っています。

 

つまり、股関節と骨盤の動きが切り離され、左右の脚の違和感が解消されるようになることが、ひとつの目標です。

それと同時に、ゆがんで左下に落ち込んでいる骨盤を正常な位置に戻してあげること、可能かどうかはわかりませんが、背骨をまっすぐに戻すこと、も、大きな目標です。

こんなこと、本当に解決できるんでしょうか…

 

一般的な変形股関節症の方と違い、私の場合は原発性(元から)で、左右の脚の長さが違い、骨盤のゆがみと背骨の湾曲がありました。

変形股関節症だけだったら、術後3カ月で、ちゃんと歩けているかもしれません。

術後の経過の状況は、個人によってかなり違うと思います。

 

とにかくも、療法士さんに教えてもらったリハビリに加え、ネットで骨盤矯正のページなども見て、ストレッチや体操を続けたいと思います。

 

 

そういえば、退院後、左脚のむくみと内出血、しびれが酷く、ずっと残っていました。

医師からは、3カ月くらいまで残ると言われ、そんなに長く残るものなのかとショックでしたが、内出血とむくみは引いてくれました。

が、しびれの方は、まだ軽く残っています。

日によっては気にならないこともありますが、足の甲を上下にパタパタ動かしてみると、足の甲にまだしびれが残っているのを感じます。

これがいつ消えてくれるのか、様子をみたいと思います。

 

 

人工股関節患者にとってNGな動作を改めて確認すると、

 

手術した方の脚を内股にすること (脱臼の危険性)

今のところ、ある程度の角度の内股なら大丈夫なようです。

危険な角度は人によって違います。

足先をハの字くらいに傾ける程度は、私は問題なさそうです。

どれくらいの角度ならOKか、チャレンジするのはさすがに怖いですが、普段の生活の中で、無理なく自然に取っている程度の動きなら、脱臼は起こさないように思います。

また、手術から1年、2年、と経過するにつれ、股関節周辺の筋肉がついてくるので、だんだんと外れにくくなってくるそうです。

 

足を組んで座ること (脱臼の危険性)

この動作もNGです。

しようとしても、足が組めないのでできない、というのが実情です(笑)

 

 

注意が必要な動作としては、以下のものがあります。

浴槽の出入り

自転車の乗り降り

 

浴槽の出入りの時は、手術した方の脚が内股にならないように注意します。

浴槽の中で足を伸ばせればいいですが、我が家の浴槽は大きくないので、体育座りです。それで問題ありません。

 

自転車の乗り降りも同様です。

いま、私は自転車にときどき乗るようにしていますが、まだ以前のような乗り降りはできません。

いったんまたいで、サドルに腰かけてからペダルを踏み込みます。

この踏み込みがまだうまくできません。

階段を上る時もキツく、医師からは、「左の筋力が足りない状態」と言われました。

大腿骨周辺の筋肉を鍛えないと、です。

なので、いまは家周辺のみ走ってます。

問題なく乗り降りできるようになったら、大通りや駅周辺にも行ってみようと思ってます。

 

 

「杖」についてですが、少し前から、杖を使わないで歩くようにしていますが、電車に乗る時にはまだ杖を持った方がいい、と医師から言われました。

杖を持っていれば、周囲の人が避けてくれるからです。

私も、バス1本で家から病院に通う時には、杖なしでも自信がありますが、電車に乗り、都心の駅を歩くのは、杖がないとまだ少し怖いと思っています。

 

次の診察は2カ月後(手術から5カ月後)なのですが、その時はもう杖なしでいいですよ、と言われました。

ということは、この2カ月のうちに、完全に杖から卒業!というタイミングが来るということです。

 

家にいてはわからないので、できるだけ外歩きをしないと、ですね。

もちろん、日々のリハビリも欠かさずに続けていこうと思っています。

 

年内にはサッサと歩けるようになることを目指したいと思います

 

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【人工股関節置換】今日はリハビリの最終日でした

2020-09-08 22:52:40 | 人工股関節

【人工股関節置換】足がもつれてヒヤッと  から続きます

 

左股関節の人工関節置換手術からまもなく3カ月を迎えます。

術後のリハビリを担当してくれた理学療法士さんは、手術前から私のサポートをしてくれましたが、本日がリハビリの最終日でした。

 

私が手術した病院では、リハビリのプログラム期間は術後3カ月で終了になります。

患者によっては、主治医の判断で、術後150日までという場合もあるそうですが、それは稀で、ほとんどが3カ月でリハビリ卒業になるとのことでした。

 

雨の日も、猛暑の中も、週一回のリハビリにずっと通ってきましたので、これがなくなるのは不思議な気分です。

 

リハビリ最終日は、手術前に行なった時と同じ内容の測定を行ないました。

脚力のテストや、片足立ちのテスト、椅子から立って座っての繰り返しのテスト、短距離を走るテストなどなど、そういえば、これやったことがあるわ~、という色々なテストを行ないました。

 

1回目は入院してすぐの時でしたので、どれも問題なくできましたが、2回目となる今回は、手術した左足の力が落ちているのを感じました。

 

療法士さんが言うには、左足を、右足と同じレベルに近づけていくよう今後は自主練でリハビリしてください、とのことです。

 

リハビリで大事なのは自宅で行う自主練で、通所リハビリの時だけしかやらない人は、回復の度合いがよろしくないそうです。

 

療法士さんに教えてもらったリハビリ内容を、痛みの強い時以外は毎日復習している私でさえ、あー、なんでうまく動いてくれないんだろう…と落ち込むことがありますので、自宅でリハビリの復習をまったくしないだなんて、それこそ怖いです。

 

手術が成功し、無事に退院して、ほっとするのはいいですが、そこで気を抜かず、決められた期間のリハビリは、家でもしっかり行なうことを強くオススメします。

 

人工股関節の手術後は、お尻の筋肉(中殿筋)をしっかり使うことがリハビリの重要テーマです。

ここの筋肉を鍛える体操は、ヒップをキュッと引き締め、骨盤底筋にもプラスの動きをするので、リハビリ期間が終わってからも、意識的に使い鍛えるようにすると、美しいヒップラインが得られ、中年以降のお悩みである尿トラブルにも効果が出てくるかもしれません。

 

リハビリの方が先に終了しましたが、術後3カ月の経過診察は、これからです。

3カ月で、どんな状態になっているのでしょうか。

またリポートしますね。

 

会津東山温泉銘菓 湯の花羊かん

 

 

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【人工股関節置換】足がもつれてヒヤッと

2020-09-07 23:24:59 | 人工股関節

6月に左の股関節を人工関節に置き換える手術をして、もうすぐ3カ月。

 

外でも、杖なしで歩くように練習していますが、家の中は退院後ずっと杖なしです。

最初は気を付けながらソロソロ歩いていますが、だいぶ日数が経ってくると慣れてきて、無意識に足を運んでいます。

 

ところが、ここ1週間ほどは、足元にあるものに足を取られ、あわや転倒?!というシーンが何回かあり、ヒヤッとしました。

DMのリーフレットだったり、雑誌だったり、ちょっと足にぶつかった程度なのに、バランスを崩し、転びそうになりました。

足先が上がっていないため、足元にあるものに引っ掛かりやすいんですね。

 

幸い、実際に転倒するまでには至りませんでしたが、これは危ない、危ない…

 

転び方によっては、脱臼する危険性もあります。

慣れてきた頃が一番あぶないのかもしれません。

 

慣れにはご用心、です

 

夏はご飯がわりに食べることが多いトウモロコシ

 

 

 

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【人工股関節置換】退院後はじめて杖なしでお出かけ

2020-09-01 18:16:30 | 人工股関節

【人工股関節置換】手術後いつから旅行ができそうか? から続きます

 

6月に受けた左の股関節の人工関節置換手術からまもなく3カ月を迎えようとしています。

 

今日は恒例のリハビリの日でしたので、バスに乗って病院に出かけてきました。

外出の際には「杖」が手放せませんでしたが、今日は歩けそうだったので、退院後、初めて杖を持たずに出かけました。

 

スーパーの駐車場から店の入り口までの短い距離(店内はカート利用)など、杖なしを試していましたが、公共交通機関に乗るのに杖を持たないのは初めてです。

でも、バス停までの距離が短く、病院内は広いとはいえ、院内の水平移動、垂直移動(エレベータ使用)ですから、大丈夫だろうと判断しました。

杖なしでも、念のために「ヘルプマーク」はバッグに付けておきました。

 

実際に歩いてみると、まだまだ左右にブレますが、これまでで一番まっすぐに歩けたような気がします。

 

 

午後は、自治体の集団健康診断があったので(このご時世なので、日時と場所が完全指定)、指定の場所に杖なしで歩いて行ってきました。

バス停ひとつ分ほどの距離で、午前中のリハビリに出かけた時よりも長い距離を歩いたので、足自体が疲れ、だんだん重く感じてしまいましたが、なんとか無事に杖なしで歩けました 

 

これで少し自信が付きましたので、これからは積極的に杖なしで歩いてみようと思います。

 

とはいえ、都心の混雑駅は、まだ怖いかも。

杖はお守りとして持つだけ持って、極力使わないようにしながら慣れていく、という感じでしょうかね

 

福島の叔母が送ってくれた会津のお菓子「湯の花ようかん」

 

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【人工股関節置換】手術後いつから旅行ができそうか?

2020-08-26 10:52:43 | 人工股関節

【人工股関節置換】退院後は着替えと服選びが大変です  から続きます

 

新型コロナウイルス感染拡大からの、Go Toトラベルキャンペーンが行なわれているとはいえ、さまざまな事情で旅行に行かない人、行けない人は多いかと思います。

 

かくいう私も、旅行に行けないひとり、です。

6月に人工股関節置換手術をしたばかりだから、ですが、コロナ感染が収束しない状況なので、あえて出かける気にならない、というのもあります。

 

そこで、感染症の憂慮がない状況なら、術後どのくらい経てば旅行に出られるかをシミュレーションしてみました。

 

 

杖をついて歩け、バスや電車などの交通公共機関に乗れる状態になれば、

日帰りドライブ、新幹線や航空機での宿泊を伴う短期の国内旅行はできると思います。

 

国内を新幹線や航空機で移動するのであれば、せいぜい2、3時間。

駅での階段の昇り降りがほとんどなく、現地でもあまり歩かなければ、お出かけは可能だと思います。

 

目安としては、術後1カ月以降くらいからできそうな気がします。

もちろん個人差もありますが。

 

出張で会議をしたり、人と会ったり、温泉でゆっくり、といった旅なら、現地でほとんど動かないので、ハードルが低いと思います。

 

が、問題は、新幹線や飛行機に乗るまでのバスや電車での移動です。

朝夕のラッシュ時の通勤電車に乗るのは、まず無理だと思います。

杖をついていますので、座席に座らないと、揺れた時や急停車の時に転倒の危険性があります。

ラッシュ時に電車の座席に座れることはほぼないでしょうし、駅のホームや通路も殺気立っていますから、人波に押されたら危険です。

電車やバスで移動する場合には、ラッシュ時を避ける必要があります。

 

 

海外への旅行の場合は、航空機で2、3時間以内のアジア圏なら、退院後1カ月以降なら可能性があると思います。

そのくらいの時間なら、エコノミーの狭い座席になんとか座っていられます。

ただし、座席は通路側にしないと、座席への出入りが大変です。

 

国際線で問題なのは、ターミナルを歩く移動距離が長いこと。

特に、降機してから、かなり歩かされることが多いですよね。

もしかしたら、タラップでの乗り降りという場合もあるかもしれません。

 

航空機の場合、は機内に持ち込むことがほぼ可能です。

杖の形状で、先端が鋭利なものはNGとしている航空会社は多いです。

事前に確認しておきましょう。

 

問題は、スーツケースです。

機内持ち込みできないサイズのスーツケースなら、預けてしまうのでいいですが、機内持ち込みサイズの場合、座席の上の棚に載せることになります。

おそらく、自分ではまずできません。

CAさんに載せてもらうか、または、CAさんに預けてしまう方がいいかもしれません。

自分で降ろせないですからね。

 

そう考えると、杖を持って、スーツケースを転がして移動するのは大変な労力です。

外国では治安の不安もありますので、杖を持たなくなるまでは、海外に出かけるのはやめておく方がよさそうです。

 

現在のところ、私は手術後約2カ月半で、杖がなくても歩けることは歩けますが、ひょこひょこ歩きでバランスが悪く、杖がある方が安定して歩けます。

この段階で、杖なしで海外に行くのは、ちょっと厳しいかなと思います。

 

リハビリのスケジュールが終了するのが術後3カ月で、予定では9月中頃です。

その頃には杖なしでスタスタと歩けているといいんですが。

 

スタスタ歩けて海外旅行に行けそうな状態になっても、肝心なのは世界のコロナ感染状況ですよね。

 

 

安心して出かけられる日が早く来ることを願ってます…

 

 

 

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【人工股関節置換】退院後は着替えと服選びが大変です

2020-08-25 15:50:23 | 人工股関節

【人工股関節置換】お尻キュッのリハビリで別の効果も から続きます

 

人工股関節置換手術後は、以前のように身体が動かせなくなります。

そのためにリハビリをしていますが、手術から2カ月半が経った今も、まだまだ元のようには動かせません。

 

身体が自由に動かせなくて一番困ったのは、「着替え」です。

 

手術の翌日、手術着からパジャマに着替える際に、まず下着(ショーツ)に足を通せませんでした。

手術した左側の膝が曲げられないので、身体が前に曲がらないんです。

右膝は曲がるので、右手で右のつま先は触れますが、左はまったく手が届きません。

つまり、右は下着に足を通せますが、左ができないんです。

この時は、まず尿道カテーテルを外したので、それをしてくれた看護師さんが着替えも手伝ってくれました。

 

その後は、下着(ショーツ)に関しては、ストレッチで少し身体の柔軟性を取り戻した後は、自分ひとりでなんとか足を通すことができるようになりました。

 

が、問題は靴下です。

靴下は難易度が高く、なかなかひとりで履けません。

私の場合、入院していたのが6月で、靴下を履かなくても問題ない季節だったので、ああ、できない!と思った時は素足で過ごしました。

が、靴下を履かないと足が冷たくなる季節だと困ります。

 

靴下を履くための補助具があり、販売されている話は以前に書きましたが、それと同時に、100均グッズで自分で作れる方法も紹介しましたので、参考にしてください。

[参考] 入院中&退院後に便利なグッズ

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/ea78952da437c89a916bf993317466b6

 

入院中の着替えで苦労するのは、下着と靴下くらいです。

パジャマのズボンは、着脱は楽とはいえませんが、たぐり寄せてできます。

 

 

問題は 退院後の自宅での着替えです。

 

私は昨年12月に膝の半月板の手術をした際、退院後は頭から被るニットのロングワンピースと、膝までの5分丈スパッツ+ハイソックスでしばらく過ごしていました。

膝の手術痕が良くなってからは、ロング丈のスパッツと普通丈の靴下に変えましたけれど、基本はロング丈ワンピでした。

 

これがとても楽でしたので、人工股関節手術後もロングワンピース+スパッツにしようと思っていました。

が、今回は季節は夏ですので、スウェットやTシャツ素材のロングワンピや膝丈ワンピ、チュニックが活躍してます。

 

上は頭から被れる衣服で、腰が隠れる丈があれば、下は涼感タイプのスパッツで完成!

 

今まで普通に穿いていたパンツ、スラックス、ジーンズ類は、縫い目が手術痕に当たるので、痛くて穿いていられません。

スキニーデニムも当然ダメ。

細身パンツは、しばらく穿けません。

 

これは楽ちん、と思ったのが、幅広のワイドパンツ

ジャージー素材と、リネン混じりの素材の2タイプ持っていましたが、ヒップ回りにもゆとりがあるので、手術の傷に当たりません。

また、幅広なので、足の出し入れがしやすいんです。

 

今は、家にいる時は、上はTシャツ、下はワイドパンツ、靴下なし、が多いです。

Tシャツロングワンピ+スパッツの時もあります。

リハビリに行くときは、上はチュニック、下はスパッツで、靴下を履きます。

 

女性は、服にバリエーションがあるので、ワンピース、チュニック、ワイドパンツ、スパッツと、好きなように組み合わせて着られますが、男性は選択肢が少ないので、苦労するかもしれません。

上衣はなんでもいいですが、パンツ類はサイドに縫い目のないもの、ソフトな素材、ゆるめ形状のものを用意しておくといいと思います。

 

でも、術後2カ月くらい経つと、手術痕の傷がこすれる痛みも感じなくなり、リハビリの進行とともに足も曲がるようになってきますので、以前の服も問題なく着られるようになります。

 

ですが、スリムなパンツだと、家でリハビリをしようとした時に、膝が曲げにくかったりするので、今もまだゆるめな服で過ごしています。

退院後の快復期は、リハビリが重要なポイントになってきます。

以前にも書いていますが、手術の時期を選べるのであれば、重ね着する寒い季節ではなく、薄着の季節の方が、家でちょっとした時間に身体を動かすことができ、着替えの枚数も少なくて楽ですので、オススメです

 

何年か前にイタリアのトスカーナに行ったときに偶然出合えたヒマワリ畑

 

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【人工股関節置換】お尻キュッのリハビリで別の効果も

2020-08-19 17:44:47 | 人工股関節

【人工股関節置換】リハビリ悲喜こもごも -便利グッズも紹介します から続きます

 

今年6月、人工股関節置換手術の翌日から始まったリハビリは、歩けるようになることから始まり、術後3カ月まで続きます。

そのため、今も週一回のペースで病院のリハビリに通っています。

 

術後2カ月が過ぎ、すでに歩けるようにはなっていますが、歩く際に傾きが出るため、杖なしだとまだ真っ直ぐな姿勢で歩くのが難しい状態です。

そんな私の日々の課題は、お尻の筋肉をキュッとすること。

 

【人工股関節置換】 手術から2カ月でできることが増えた! で書きましたが、

股関節の動きに関係する重要なお尻の筋肉が、「中殿筋」と「小殿筋」です。

特に、お尻の上部サイドにある「中殿筋」を鍛えることで、外側への股関節の動きを良くし、軸足の安定性を保ちます。

 

なので、「お尻を意識して」「お尻の筋肉をキュッと引き締めて」と、療法士さんから常に言われています。

また、「腹筋も使って」も言われます。

 

つまり、ここ2カ月近く、「お尻をキュッと」しているわけですが、これって、「尿トレ」にもなっているかもしれません。

 

女性に多い尿トラブルは、年齢などからくる骨盤底筋の筋力低下が大きな原因とされ、骨盤底筋を鍛えることで、尿トラブルの改善に効果があるといわれています。

骨盤底筋を鍛える体操は、ネットで調べるとたくさん出てきますが、簡単にできるものとして、肛門、膣、尿道を引き締めるようにお尻をキュッとする方法が紹介されています。

 

横になって腰を上げる体操などは、私の股関節のリハビリの動きとよく似ています。

お尻キュッのリハビリが自然と尿トレにもなっていたのか、ここ1、2週間くらい、あ、トイレ行きたい!と意識してからの切迫した感じ(笑)がなくなりました

お尻を引き締める動きは、お尻のシェイプアップ効果もあると実感しています

 

個人差はあるかと思いますが、私の場合は、お尻のリハビリで、股関節とは別方面でも嬉しい効果が出ています。

人工股関節はこの先ずっと付き合っていくものですから、股関節周辺の筋肉を鍛える運動も、通所リハビリが終わっても、ずっと続けていきたいと思っています。

 

先週、喜多方の叔母から送られてきたトウモロコシが とっても甘かった~

 

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【人工股関節置換】リハビリ悲喜こもごも -便利グッズも紹介します

2020-08-17 22:06:25 | 人工股関節

【人工股関節置換】 手術から2カ月でできることが増えた! から続きます。

 

手術から2カ月が過ぎ、猛暑でもお盆でも、休みなくリハビリに通ってます。

リハビリこそ、社会復帰への第一歩ですからね。

 

とはいえ、特に家でリハビリの自主練をしていると、変なところに力が入ってしまっていることがあるようで、先日は療法士さんに、「ここが張りすぎちゃってますね」と言われました。

左の太もも上部の筋のラインです。

そこがコリコリに張っているせいで、左の膝回りが痛くなり、うまく歩けません。

股関節の方は痛くないんです。

これでは本末転倒です

 

そこで療法士さんが取り出したのが、テニスボール

テニスボールを太ももの上にコロコロ転がしでマッサージします。

おお~、これは気持ちいいです~

 

テニスボールは100均でも買えるので、早速買いに行きましたが、何軒か立ち寄っても、テニスボールが見つかりません。

「先週まではあったんですけれど」という店、「間もなく入ってくると思います」という店、でも、私はすぐに欲しいんです…

 

 

そこで、ひとまず買ったのが、写真の真ん中のペット用のソフトボール

当たりはいいんですが、足の裏をコロコロすると潰れてしまうので(しばらくすると戻りますが)、もう少し硬い方がいいかも。

 

そう思って、改めて買ったのが(この時もテニスボールの在庫なし)、左のミニサッカーボールです。

これはしっかりした硬さがあり、足裏をコロコロしても潰れません。

お尻に敷いてコロコロすると、痛気持ちいいです 

 

右は、以前、ドイツ大使館でいただいたサッカーワールドカップのドイツ大会の記念ボールで、コロコロタイプではなく、お手玉に近い感じ。これも使えるかも?と考えたところ、膝の裏に挟んで膝を曲げると、いい感じに膝裏を刺激してくれます。

 

しかし、まだテニスボールが手に入りません。

そんなにボールばかりあっても…、ですが、仕事のデスクの足元でコロコロもできますし、100均で買えますし、まあ、何個あってもいいかなと(笑)

 

 

先週からリハビリで取り組んでいる課題は、「片足立ち」です。

右足を軸にした片足立ちは問題なくできるんですが、手術した左足で片足立ちをしようとすると、上半身が左に傾いてしまいます。

これを矯正しようとすると、左の膝が突っ張って痛くなり、始めた日の翌朝は腰が痛くなりました。

変なところに力がかかってしまっているようです。

 

右手でどこかを掴んだり、テーブルに右手を着いたりすると、左足のみで片足立ちができます。

私は今、杖をついて歩いていますが、杖を握る手は右です。

左を手術したのだから、杖は左じゃないの?と思ったのですが、歩く時に、右足を上げる動きをすると、一瞬だけ左の片足状態になります。それを補助するのが、右手の杖なんですね。

今、杖がなくても歩けることは歩けますが、カックンカックン歩いてます。

左足の片足立ちができるようになったら、杖から卒業できるかもしれません。

 

(続く)

 

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【人工股関節置換】 手術から2カ月でできることが増えた!

2020-08-15 16:23:25 | 人工股関節

【人工股関節置換】 手術から1カ月でできるようになったこと から続きます

 

6月に受けた手術から、2カ月が経過しました。

術後1カ月後から2カ月後では、かなりの変化がありました。

 

外来診察が術後約1か月半くらいにあり、その際に、以下のOKが出ました。

 

・浴槽に入る入浴

・自転車に乗ること

 

今は夏で暑いので、浴槽に入らず、シャワー浴だけで問題なく過ごせていますが、浴槽に入れるようになることは、非常に重要です。

私は夏の季節を選んで手術した最大の理由は、この入浴です。

冬の時期の手術を経験しているので、寒い季節にシャワーだけはとても耐えがたく、特に今回の人工股関節置換手術では、退院後もしばらくは浴槽に入れないことが予想できましたからね。

浴槽で温まることができるのは、本当に極楽です(笑)

 

今は夏ですから、温まるために浴槽に入らなくてもいいですが、医師からのOKが出たので、練習の意味で、1週間ほど浴槽に入ってみました。

入る時はもちろん、浴槽の中での姿勢、浴槽から出る時、これが一番大事なのですが、脱臼しないような角度で慎重に足を運びます。

 

浴槽の出入りができるようになったおかげで、お風呂掃除も、浴槽内に入ってできるようになりました。

その前は、長い柄の掃除用スポンジを使っていましたが、風呂釜を洗う時は、身を乗り出さないとならず、けっこう大変だったんです。

 

自転車は、漕ぐのは問題ありませんが、乗り降りは前のようにはまだできません。

片足をペダルにかけてチャッと乗り、サッと降りるという動作ができないんです。

まずは自転車をまたぎ、サドルにお尻を乗せてから、ペダルを踏みます。

以前は、左脚の方が2㎝ほど短かったので、地面に着けるのは右足で、先にペダルを踏み込むのは左足でした。

そのクセが身に付いているので、左で踏み込むと、現段階ではまだ脚の力が出ないので、なかなか車体がスムーズに進みません。

左右の動きをチェンジすればいいのですが、これはしばらく練習が必要です。

ペダルを踏み込む方を手術した方は、この点をご注意ください。

 

 

術後、左右の脚の長さの違和感があることを以前に書きました。

術後1カ月半でも感じていましたが、2カ月が過ぎても、まだ違和感があります。

つまり、手術をした方の左が長く感じる感覚が、まだ続いています。

 

1カ月半の診察の際に医師に言うと、

「今はまだ、股関節と連動している腰が付いてくる状態。腰と股関節を切り離し、別々に動くようにならないと、左右の長さの正しい感覚が戻ってこないとのこと。

 

え?そうだったんですか?

つまり、股関節の頭の部分(大腿骨頭)が、骨盤側の受け皿(寛骨臼)に収まっただけで、動きが悪い状態が、今の私の股関節の状態みたいです。

受け皿を支点に、大腿骨頭がぐるりとスムーズに動くようにならないといけないわけです。

 

となると、どうしたらいいんでしょう?

理論ではわかっても、その動きを獲得する方法がわかりません。

次のリハビリの時に療法士さんに相談すると、「お尻の筋肉を鍛えることが大事!」と言います。

 

お尻の筋肉というと、目立つのはいちばん大きな大殿筋です。

が、大殿筋の下にある中殿筋小殿筋が、股関節の動きには重要みたいです。

調べてみると、中殿筋と小殿筋がくっついているのは、大腿骨の上方外側の大転子(だいてんし)と呼ばれる突起です。

大転子に付着している中殿筋や小殿筋(股関節の外転筋と呼ばれています)が、股関節を外側に曲げる(外側に開く)ための筋肉になります。

この外転筋を鍛えることがポイントです。

 

そこで出してもらったのが、お尻の筋肉をキュッと締める動きをするなどのリハビリメニューです。

このメニューを始めてまだ10日ほどですので、すぐに効果は出ないと思いますが、左脚の方が長く感じる違和感は、少し減ってきたように思います。

 

 

そうそう、手術痕の方ですが、1カ月半の診察の時に、医師は手術痕を診ませんでした。

股関節の動きをチェックし、話を聞くのみ。

つまり、手術痕はもう放っておいていいもので、大事なのは股関節の動きの方なんですね。

ということで、やはり、リハビリが欠かせません

この時期にリハビリをサボると、後になって後悔することになりそうですから、術後3カ月は、しっかりとリハビリに取り組みましょう

 

 

退院時に腫れていた足先も、術後2カ月たつと、ほぼ元に戻ってきました。

昨日の画像(術後1カ月)と比べてみても、違いがわかるでしょうか。

ただし、軽いしびれ、ふくらはぎの張りなどは、まだ少し残っています。

 

(続く)

 

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【人工股関節置換】 手術から1カ月でできるようになったこと

2020-08-14 22:09:26 | 人工股関節

【人工股関節置換】 退院して1週間でOKが出たこと から続きます

 

(※2020年6月に受けた人工股関節置換手術リポートです)

 

退院して1週間後の外来診察で許可が出た「車の運転」で、生活がだいぶ変わりました。

普通に歩けば10分と、それほど遠くないところにスーパーがあるとはいえ、杖をついて歩くと、たっぷり15分はかかります。

その上、買ったものをショッピングで引く動きが、想像以上に大変でした。

自動車が運転できるようになると、本当に買い物が楽です。

とはいえ、遠い駐車場に停めると、けっこう歩くことになりましたが。

IKEAにも行きましたが、駐車場が巨大なので、本当に遠かった…

こういう時、優先マークのある駐車スペースに停めていいのかしら、と、いつも考えてしまいます。

 

退院して1週間で~、で報告した左足の足首と甲のものすごい腫れについてですが、日を追うごとに、腫れはだんだんと引いてきます。内出血の色も薄くなってきます。

 

が、手術から1カ月が過ぎても、腫れと着色はまだしぶとく残っているし、足首やふくらはぎ、膝裏のしびれの違和感も残っています。

 

腫れは引いてきましたが、足の甲の内出血している場所は色が変わっていて、まだ痛みがあります。

 

手術した直接の場所ではないところなのに、術後1カ月たっても、腫れやしびれ、軽い痛みが残っているのが不思議なんですが、股関節に人工物を入れたことによる、身体からの拒否反応の一種なんでしょうかしらね?

 

退院直後がこちらだったので、だいぶマシになってきましたけれど

 

 

手術の傷痕の方は、かさぶたがなくなり、テープを剥がす時の心配もなくなってきました。

が、傷の治り具合は場所によって差があります。

腰骨の下からお尻の中ほどにかけて、約20cm切られていますが、お尻側の傷の方が治り方が遅い感じです。

 

また、手術痕には保護テープを貼っていますが、ずっと貼っていると赤くかぶれてくるので、かぶれが気になる時は、テープを貼るのをスキップしていました。

 

手術がら1カ月が経過し、皮膚の再生サイクルが28日と言われていますが、まさにそれを証明するかのように、手術痕は完全にふさがりました。

が、まだ、赤く盛り上がっています。

手術した側を下にして寝るのは痛くてできないですし、左サイドに縫い目のあるパンツを履こうとしたら、縫い目が手術痕に当たって痛かったので、幅広のワイドパンツに替えました。

買い物や通院で外出する際には、手術した側に誰かにぶつかられたりするのが怖いので、周囲に注意を払いながら外を歩いていました。

 

術後1カ月までには、バスに乗ったり、また、電車にも乗ることができました。

エスカレーターがない駅では階段を使います。

もちろん、まだをしっかり持って出かけます。

杖を持っていると、人との接触予防になります。

 

車にも乗り、バスにも電車にも乗れますが、術後1カ月の段階では、まだ自転車には乗れません。

医師のOKが出ていないこともありましたが、自分自身の感覚として、自転車の乗り降りの動作がまだできそうになかったからです。

 

浴槽に入ることも、この時点ではまだできません。

浴槽をまたぐ動作も、なかなかハードルが高いです。

 

(続く)

 

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