イタリアワインの心強いガイド「ガンベロロッソ」-1 より続きます
今回は赤ワインの紹介です
左から)
San Felice Chianti Cl. Il Grigio Ris. 2018
(TUSCANY)
キアンティ・クラシコの南、よりフルボディで力強いワインが生まれる地域。
良いブドウだけでリゼルバに特化してつくる生産者。24カ月スラボニアンオーク熟成、10%のみバリック。
アロマが華やか。集中しているが、やわらかで、タンニンがしなやかなフルボディでした。
Piaggia Carmignano Ris. 2018
(TUSCANY)
2001年植樹。厳しく選別したサンジョヴェーゼ、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロをブレンド。カルミニャーノは元々歴史的にカベルネ・ソーヴィニヨンを使うエリアで、カルミニャーノの特徴をそのまま詰めたワイン。甘いスパイス、タバコのトーン、複雑み、力強さ、丸み、フレッシュさあり、飲みやすいスタイル。
フルーツの甘みがあり、たっぷり濃密で豊かなボディ。ベルベットのような舌触りで、複雑味あり、飲みごたえのあるフルボディ!
Tenuta di Sesta Brunello di Montalcino Duelecci Ovest Ris. 2015
(TUSCANY)
モンタルチーノの南、ブルネッロで有名なワイナリー。長熟ブルネッロが生まれるエリア。
口当たりは繊細だが重量感あるワインで、しっかりした料理にオススメ。
ちゃーミングな赤い果実の風味と酸がエレガントで、ミネラル感もあり、繊細でフィネスあり、素晴らしいワイン。改めてゆっくり飲みたくなりました。
La Valentina Montepulciano d'Abruzzo Sup. Spelt 2017
(ABRUZZO)
アドリア海に近い暖かいエリアで、色々な地区のブドウをブレンド。
ボディがしっかりしているが、酸もしっかりしているので重くならないスタイル。
色濃く、凝縮感あり、タンニンも豊富だがしっかり溶け込み、キメが細かい。うまみの乗った酸とボディのバランスが取れ、とてもおいしい
リアルでの試飲は久しぶりでした
イタリアワインの心強いガイド「ガンベロロッソ」-3 に続きます